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中国ではクリスマスは禁止されている?いえいえ、そもそもクリスマスのことを忘れていたお話

昨日は夜8時まで友人とバドミントンをし、その後近所のショッピングモールで食事をしようとバスで移動しました。

バスを降りると、いつもは閑散としている場所に人がいっぱいで、今日って火曜日だよね?と不思議な気分になりました。

このショッピングモールには遊園地も併設されていますが、特にイベントがあるわけでもないのに、この賑わいは一体何だろうと思いながら歩いていました。

そして、ふと今日がクリスマス・イブであることに気づいたのです。

そもそも私は、クリスマスとは無縁の人生を送ってきました。

ですが、だからといって、人々がクリスマスの雰囲気を楽しむのを邪魔するつもりもありません。

ただ今年は、バスを降りるまでイブだということをすっかり忘れていたのです。

考えてみれば、最近の生活の中でクリスマスを感じる瞬間は一度もありませんでした。

スーパーでの買い物やレストランでの食事、学生たちとの会話の中にもクリスマスの話題はなく、「ああ、クリスマスだな」と思うような出来事もありません。

それなのに、イブの夜に遊園地へと集まり、仮装をして写真撮影を楽しんでいる人々を目にすると、少し違和感を覚えました。

集まっているのは、特別な人たちというわけではなく、ごく普通の中国の皆さんが、特別な夜を楽しんでいる様子でした。

一部では「中国ではクリスマスは禁止だ」と言う人もいるようですし、実際に欧米の文化を取り入れないというという強い意志も感じます。

それでも、宗教的な意義とは無関係に、ただ浮かれた雰囲気を楽しむ人がこんなにいるという事実が少し興味深く思えました。

その後、ショッピングモール内のレストランへ移動しましたが、そこは通常営業で、クリスマスらしい飾り付けも音楽もなく、特に特別な雰囲気はありませんでした。

この様子を見て、「表向きにはクリスマスを祝わないけれど、個人がどう過ごすかは自由なのかな」と思うことにしました。

さて、中国においてクリスマスを楽しもう、楽しまなきゃという圧力を感じることはありませんし、クリスマスがあろうがなかろうか自分の生活と関係ないと思ってたのですが・・・

夜11時過ぎ、家庭教師をしている大学生からメッセージが届きました。

「先生、明日はクリスマスです。わたしは友人と遊びますので授業はお休みにしてください。メリークリスマス。」

こうして今日のバイトのチャンスを失いました。

どこに住んでいても、クリスマスという巨大なイベントから完全に自由になることは難しいようです。

まぁ、別にどうでもいいんですけどね。

そんなこんなで、今日はウォーキングとポタリングを楽しんでいます。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜!

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くまてつさん@中国|日本語教師
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