電動自転車のナンバー問題:外国人には難しいけど気にしなくても良いと言われた話
わたしの住む街では、電動自転車にもナンバーを付ける必要があります。
そして、その制度が始まったころ、外国人はナンバー申請をすることができませんでした。
理由は中国人なら誰でも持てるけど、外国人は持っていない「身分証」が申請に必要だからです。
でも制度が変わり、外国人でもナンバーを申請することができるようになったようです。
でも、わたしの電動自転車にはナンバーがありません。
なぜならナンバー申請には、身分証に加えて、正式な領収書が必要だからです。
そして、わたしが購入した電動自転車は中古で、もちろん領収書などありません。
ただ、法令遵守に潔癖なわたし。ナンバーを取得するための窓口に行って現状を説明して、どうすれば良いかを尋ねました。
その答えが「外国人だから気にしなくても良い」という、個人的な見解をいただきました。
そして、ナンバーよりもパスポートを携帯するのを忘れないようにとアドバイスを受けました。
もし、警察官から呼び止められたとき、パスポートを提示できれば問題は大きくならないだろうと言います。
そんなものかなと思いましたが、きっとそんなものなのでしょう。
考えてみますと、中国人が乗っている電動自転車のすべてにナンバーがついているわけでもありません。
それで、身分証があってもなくてもナンバーを申請するかは当人次第ですし、警察もそれほど本気になって取り締まりをしているわけでもなさそうです。
ただ、今回の問い合わせに対する返答は、公式なものではありません。
恐らく、たまたまそこにいた担当者の意見に過ぎません。
別の場所の担当者にも話を聞いたりして、おおよそ皆さんが同じ意見を持っているかは確認したほうが良いと思います。
そして、突然厳しく取り締まることになって電動自転車を没収されたり、罰金を支払うことになるリスクも考えておかないといけません。
さて、昨日の note にも書いたのですが、こちらの人たちは法令遵守よりも利益を追求する傾向があります。
利益は、経済的なものだけではなくて、ただ便利だからとか、楽だからという理由でルールを無視することもあります。
以前は、本当になんでもありだったようですが、最近は若い世代を中心にルールやマナーは大事という考え方も広まっています。
しかし、根本には自分が良ければ細かいところは気にしない人が多いです。
そういった中で、自分がどのように振る舞うかは大事だと思っています。
できるなら飄々とした人になりたいと思っていますが、半世紀も生きているのになかなか難しいなと、自分の至らなさを痛感しております。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜