最近、深圳市の地下鉄の手荷物検査が厳しくなったように思うお話
我が街で地下鉄を利用するとき、必ず手荷物検査があります。
荷物を空港の手荷物検査場と同じくベルトコンベアに乗せて、中身を確認されます。
もし、カバンに水筒やペットボトルに入った液体を持っていれば、そちらも検査されます。
さて、この検査が段々と厳しくなっています。
以前はサコッシュとか女性が持っているような小さなカバンですと、検査機器を通過させる必要はありませんでした。
その理由で、妻はわざと小さなカバンを持ち歩くようにしていたくらいです。
ところが、わたしたちが利用する路線の駅では、小さなカバンや手提げであっても装置を通過させることが求められるようになりました。
どうして厳格化したのでしょう。
通常、何か事件や事故が起きると、対応が厳しくなります。でもそういったニュースは流れてきません。地下鉄の車内は平和そのものです。
そうなると、管理者の不安がこういった行動をとらせているのでしょうか?
そもそも地下鉄を利用する大量の人たちの荷物をすべて確認するのは大変ではと思います。でも、それを行わないといけない事情ってなんなのでしょうか。
以前、中国のあり得ない事件動画のようなもので、切れて青竜刀を振り回すオジさんを見たことがあります。
そういった人を規制しようという意図なのかもしれませんが、最近は切れて車を暴走させる人もいるので、地下鉄だけ厳しく取り締まっても仕方ありません。
わたしは地下鉄の荷物検査は、個人の移動を記録するために行っているんだろうと思ってます。
加えて、ゲートを通過するときにスマホのNFCが反応するのも気持ちが悪いです。
さて、今後あらゆるところで規制が厳しくなっていくように思います。
10年前と比較すると、少なくともわたしが暮らすこの街の雰囲気は大きく変わりました。
以前のような、ちょっと恐ろしいような、油断すると犯罪に巻き込まれるような雰囲気は薄くなりましたが、今はすべてを見られているような気持ち悪さがあります。
すでに、現金で買い物をしなくなったこの国で、管理されることの気味悪さを主張してもしょうがありません。
でも、妙に清潔でキチンとしている雰囲気に健全さを感じられないのも事実です。
とはいえ、日本で暮らしていたとき「ご近所の目」という管理システムにも馴染めなかったわたしです。
もしかすると、世界のどこで暮らしていても違和感を感じるのかもしれません。そうなると、これはわたし個人の問題ですね。
もしわたしの問題であるなら、わたしが自分の考え方や感じ方を変えていくしかありません。
でも、もしかすると「あなたの考え方の問題じゃない」と思い込まされて、自分を社会に合わそうというのが奴らの目的かもしれません。
そうなると怖いなって思ったりしました。
奴らって誰のことか知らんけど。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!