中国で5回目の就労許可申請(ビザ更新?)をするお話
就労許可の更新の時期となりました。
わたしの就労許可は前回から2年更新となりました。それで、今回も無事に更新できるのであれば2025年8月までの契約となります。ボスからは更新申請をすすめてくださいと言われているので、雇用契約も続きます。
さて、この就労許可って何だろうって思う人もいるかもしれません。就労許可と就労ビザとは違うのと思う人もいます。
実は就労許可と就労ビザは似ているようで違います。ビザは「入国してもよい」という受け入れ国側の許可のことです。
ですから、就労ビザと言われるビザは、就労を目的として国に入国しても構いませんという許可のことです。
そして、就労許可書は国内で仕事をしても良いという許可書です。さらに居留許可書というものもあります。これは目的がなんであれ中国国内で生活しても構いませんという許可書のことです。
わたしはすでに中国にいますので、就労ビザは必要なく、現在所有している就労許可、そして居留許可の更新のみが行われます。
わたしの住んでいる街には市民中心という市役所のような場所があり、そこで申請を行います。
しかし、コロナ以降オンラインでの申請が行われるようになり、PDFもしくは画像化したデータを前もって提出し、申請を受理するか検討されます。そして、受理されると、ネットで提出した書類をすべて窓口にて提出します。またパスポートもその時に一緒に提出します。
提出した書類に不備がなければ7営業日ほどで作業が終わります。パスポートに居留許可書が貼り付けられて終わりです。費用は1年でも2年でも800元程度です。窓口でパスポートを受けとるときに支払います。
終了許可の申請には次のような書類が必要です。
パスポート
外国人工作許可証(クレジットカードと似ているカード)
境外人临时住宿登记表(住民票のようなもの)
証明写真(業者さんに専用のものを撮影してもらいます)
雇用契約書
さらに申請に必要な書類は業者さんが作成してくれますので、サインするだけです。手数料はかかりますが、トラブルが発生したときにも適切に対応してもらえるので、コスパは高いと思います。
こういう作業を行っているとき、自分は中国で外国人として暮らすことを許されているので生きていけるのだなと毎回思います。
言い換えると、今回は更新しませんよと宣言されることもあり得るってことです。その場合は、祖国に帰るのか、それとも別の道を探るのかを考えなければなりません。
健康状態が悪かったとき、2023年7月で日本へ帰国することも考えてましたが、自分の状況が許すなら、そして会社や中国側が許可を出してくれるならもうしばらくここで暮らすのも悪くないかなと考えています。
今日の午後、近くの警察署に行って境外人临时住宿登记表を入手し、写真館で証明写真を撮ってもらうつもりです。今回もトラブることなく順調に進めばよいなと思います。
誰の参考になるかわらかない note ですが、中国でお仕事をするって許可が必要だってことを知ってもらえたらいいなと思います。それと不法就労はやめた方がいいです。良いことなんてひとつもありませんよ〜
今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。