気温25度で寒い?広東省で感じる『秋』の違い
この数日、とっても秋らしい天気が続いている広東省深圳市です。
ただ秋らしいと言っても気温は25度はあります。
私は暑がりで、年間を通してUNIQLOのオーバーサイズTシャツとトレッキングパンツが定番です。
通気性がとっても大事です。
さて、それはさておき・・・
マンツーマン授業の準備をして学習者さんが来るのを待っていました。そして、教室は少し湿度を感じたので、エアコンで温度を下げました。
そこに現れたTさん
教室に入るなり、わたしに「先生、今日はとっても寒いです」と言います。
気温は25度はあります。絶対に寒くはありません。
日本語を言い間違えたのかなと思いますが、彼はセーターを着ており、ハードシェルのマウンテンパーカーを羽織っています。
そしてTさんは半袖姿のわたしを見て、先生寒くないんですかと聞きます。
彼は言い間違えたのではなくて、本当に寒いと思っているようです。
それで、いやぁどちらかというと暑いですね。冷たい水を飲んでいますとペットボトルの水を見せると、Tさんはヤレヤレと首を振ります。
そして「身体に良くないので暖かい服を着て、温かい飲み物を飲みましょう」と言います。
そういえば、広東省で長く暮らしていた友人も、気温が少し下がるだけで秋を感じるだけではなく寒いと思うようになったと言ってました。
でも、これは人によるようです。
だって、わたしも今年で広東省の秋を10回経験することになりましたが、まったく寒さを感じないからです。
今も、陽当たりの良い部屋でTシャツに短パンをはき、もちろんエアコンをつけているくらいです。
それで、わたしは広東省の秋くらいでは「寒くなったなぁ」とまでは思えず、爽やかさをいくらか感じるだけだってことです。
これは、興味深いポイントです。
人生の約1/5を広東省で暮らしている私ですが、ここの人たちのように四季を感じられないことがあります。
そういう人がわたしを含めて少なからずいるのではないでしょうか?
気候って大きなポイントです。
気候が合わなくて身体の調子が悪くなる人もいれば、引っ越して環境が変わると元気になる人もいます。
でも、わたしは今のところ何の変化も感じないのです。
気候ですらそうであるなら、社会が与える影響も個体差があるように感じます。
環境が変わると大きく影響を受ける人もいれば、そうでもない人もいるはずです。
それで、海外へ来れば何かが変わると思うのは自由ですが、必ずしも変化があるとは言い切れません。
いずれにしても感受性の問題なのかなと思います。
考えてみると、中国に来てもわたしの考え方や感じ方は大きく変化したように思えないので、自分は感受性に劣る人間なのかもしれませんね。
ただ涙もろくはあるので、感受性がないとも思えないんですけどね。
なんのこっちゃ・・・
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜