中国では置き配に不安を感じないのに、日本では手渡しにこだわる理由を考えてみた件

置き配って日本で受け入れられているのでしょうか？

実家はオートロックで管理されたマンションなのですが、配達員が中に入って玄関の前に荷物を置いていくとなると不安があります。

雨が降ったらどうしようとか、隣の人の通行の邪魔になったら迷惑をかけちゃうかもと思うと、どうしても躊躇してしまいます。

アメリカの人はどう考えているのだろうと思い調べてみると、YouTubeには置き配を盗む人たちの動画がたくさんアップされていました。

玄関にAmazonの箱が置かれていると、通りすがりの人が躊躇なく持ち去ろうとします。これだけ盗むことに迷いがないのなら、置き配は難しいのではないかと思ってしまいます。

さて、中国ではどうなのでしょう？

今のところ、私は置き配してくれるとラッキー！ と思っています。

宅配ボックスもありますが、そこまで荷物を取りに行くのは面倒くさいですし、うっかりしていると保管料がかかることもあります。

それでしたら、玄関に置いていってくれたほうが助かります。

現在住んでいるマンションでは、宅配業者の方はチャイムを鳴らさず、荷物をただ通路に置いていきます。スマホに「荷物の配送が完了しました」という通知が来るので、それで荷物のことに気づくため問題はありません。

ここで疑問です。

中国では置き配を盗む人はいないのでしょうか？

中国人の知人に聞いたところ、「盗まないね」と即答されました。

それどころか、「なんでアメリカ人は人の荷物を盗むんだろう」と首をかしげられました。

そして「盗んで得られる利益より、盗んだことがバレて失うもののほうが多い」と説明されました。

そこでさらに、「じゃあiPhoneみたいに高価なものだったら盗むの？」と聞いてみたところ、「そういうものは手渡しになっているから置き配にはならないでしょ」と呆れられてしまいました。

確かにその通りです。

ただ、話を続けてみると、例え価値のあるものでも盗まないと話していました。

同じマンションの住人の荷物を盗むなんて、気が知れないそうです。

「じゃあ、知らない人の荷物だったら盗むの？」と聞いてみたのですが、「そういうことじゃないけど」と少しぼんやりした答えが返ってきました。

きっと、話を聞いた人は盗まない人なのでしょうね。

考えてみたら、私だって人のものを盗んだりはしません。少し失礼な質問をしてしまいました。

それでも、私自身は日本では置き配を選ばないのです。

なぜかというと、やはり不安を感じてしまうからです。申し訳ないのですが、ちょっとだけ「盗まれるかも」と心配しています。

しかし、これも不思議な話です。

日本ではスリや置き引きのことをほとんど不安に思わないのに、置き配は盗まれるかもしれないと思ってしまいます。

一方で中国ではその心配をしていません。これはどういうことなのでしょうか？

中国のほうが治安が良いとは言い切れないので、この件についてはもう少し考えてみたいなと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜！