デザインスクール受験記⑧最終回(三十路純ドメ非デザイナー:まとめと振り返り)
今後は…
・フィンランドへの出国手続き記録
・妻子帯同でのフィンランド滞在記
・アアルト大学IDBM留学記(予定)
などなど色々書いていくのでくまたろう先生の次回作にご期待ください!
結果まとめ
・Aalto University 1/2にアプリケーションフォーム作成、1/9に書類提出
①IDBM(BIZ) → 3/29 合格通知(進学します!)
②IDBM(ARTS) → 3/8不合格通知
・DAE (Design Academy Eindhoven) 1/17に出願書類提出
Social Design → 1/27不合格通知
・RCA(Royal College of Art) 2/14に出願(ボタンを押してなくて1st ではなく2ndラウンドに)
IDE(Innovation Design Engineering) → 3/27に不合格通知
・TU Delft
Strategic Product Design → 3/22不合格通知
各校概要
Aalto
元々第一志望で、Aaltoに合わせて作成した各種資料を各校にローカライズさせていく方法で出願したので、最も感じたストレスは少なかった。
参考になりそうな点で振り返ると
・前回、反省の項目で書いたとおり、二校まで優先順位をつけて志望できる仕組みについて、毎年の出願統計なんかを見ながら戦略的に考えても良かったかも。
・BIZのrequirementである「24科目以上の経済/ビジネス関連の単位の履修」というのが法学部にはまあまあハードルが高く、出願前にアドミンに問い合わせ。「事前に適合性を判断することはしてないから、出してみてよ。あ、出す時に履修科目と当該要求分野との関係性を補足する資料を添付してもいいよ。」とのことだったので、資料を作って添付しました。以下(※)みたいな感じ。
・出願してから2ヶ月弱は連絡がなかったのでかなり心配だった。出国年を決めている人は他の国も含めて併願する方が良さそうです。
・Aalto Adという謎の名前のせいでプロモフォルダ(ADvertisementと混同?)に振り分けされたりするので注意。
RCA
かなりここまで詳細に書いてきたので、追加の補足はあまりないかも笑
参考になりそうなのは下記
・ポートフォリオをしっかり見られた印象。デザイン/エンジニアリングのバックグラウンドが大半で10%程度の多様性枠で入ろうとしたのでユニークな部分をしっかりとアピールし、それは成功したと思う。
・ただし、当たり前だけど、「デザイン工学」を学ぶプログラムなので、その知識は求められないものの、自分なりの考えは準備が必要。実際に聞かれた質問は「最近のデザイン工学によるworkで大きいと思うものは何か」というもの。iPhoneとかなんとか色々と言いようがあったのにテンパって聴き間違えたふりして別のことを話してしまったのは後悔・・(なんでやねん)。
・あと、1stに出しそびれたので当然定員数が少なかったのはデメリットだったのだけど、結局合格発表がAaltoと近かったのは両方合格した場合に悩む時間を留保でき得た点では良かったのかも(合格しないとしょうがないけど)。
・もう一点、なかなか連絡が来ない中、同志もおらず不安でたまらなかった頃(アメリカやMBAなんかは早々にみんな決まってたので苦しかった・・・涙)、イギリスの学生・受験生向けの掲示板(The Student Room)の中に、RCA受験生同志が情報交換したり励ましあうスレがあったのを見つけたのは良かったです。
・国内であったRCAの講義(レクチャーイベント?)を聴きに行ったのはめちゃくちゃモチベーションが上がったので機会があればおすすめです。
TU Delft(デルフト工科大) Strategic Product Design
・4校の中では唯一アプリケーションフィー€100が必要。そして、IELTSはEach6.5必要。
・出願してから最後まで、本当に何の音沙汰もなし。
・ある日唐突に結果通知がメールで届いた。
・明確に不合格理由が記載されていた(下記参照)。
・あんまり、バックグラウンドのユニークさ(他のアプリカントに対しての)が評価される感じではなく、むしろ関連領域での経験やスキルが評価される最もオーソドックスな評価基準なのでは、という印象。
・IELTSのS6.0だったけど、特にそれを理由に落とされた訳ではなかった。
Design Academy Eindhoven(アイントホーフェンデザイン学院)
Social Design
ものの10日くらいで不合格通知。RCAの動画を人に見せて早口だとかなんとか言われたのを間に受けてしまい、ゆっくり目に話したら1分間で大したことは話せず我ながら中身がないなあと思って出したので、それなんじゃないかとも思っている。受験プロセス全体通して改めて思ったけど、知らないことは人に聞いて学びがあるけれども、相手もよく知らないことを他人に尋ねてもよくわかんなくなっちゃうことってありますよね・・・。
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