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おもしろい話をする前に

おもしろい話ができるは武器になる。
できるか、できないか、で人生は左右されると言っても過言ではない。

おもしろい話ができれば、恋愛、営業、商談、交渉、人間関係がうまくいき、人から求められる。逆に、おもしろい話ができないと、恋愛も仕事もうまくいかず、可もなく不可もなく、どちらかというと不可な方になる。

不可の方にならない為に、おもしろい話ができるようにならなければ、と思うかもしれないが、まずは、おもしろくない話をしないことが大切。

僕の身近な人や、よくBARの常連さんに、自分はおもしろい話をしているようで、聞く側からするとクソおもしろくないことがある。相手のことを楽しませようとするサービス精神は素晴らしが、おもしろくないを提供してしまっていて、非常に勿体ない。一度、おもしろくないイメージを与えてしまうと、払拭するは本当に大変。
人はポジティヴよりネガティヴの印象の方が残りやすい。残酷な現実。

まずは、ウケるたりまではしなくてはいいが、おもしろくないと思われてはいけない。おもしろくないと思われる人の特徴は

・自分と相手の頭が同じだと思っている
・メリハリがない
・話が長い
・情報が多い


自分と相手の頭の中が同じだと思っている


人はそれぞれ考え方や価値観がある。だけど、自分が話すとなると、完全に忘れてしまっていることがある。自分が知っていることは相手も知っている。自分が知らないものは相手も知らない。自分が関心あることは相手も関心をもっている。自分が関心ないことは相手も関心ない。など、都合よく考えてしまう。これにハマると終わり。
何故、こんなふうに思ってしまうかというと、言葉や話題の選択がラクにできるから。実際はそんなことはない。自分と相手は違うこと認識して会話しないと、言葉や話題の選択を間違ってしまい、伝えたいことことが伝わらなくなる。

メリハリがない


話の温度感とテンポがずっと同じ。なんの動きもないので、聞いていて退屈。
メリハリをつけるには、物語仕立てにし、上げて下げる、〇〇なのに、〇〇からの〜、の要素を加えてメリハリをつけること。ポイントで早口や声のボリュームや表情をつけるとさらにいい。印象に残りやすく、相手の感情も動きやすい。メリハリがある話は、ついつい聞いてしまう。

話が長い


会話で最もやってはいけないこと。これは悪の領域。話す側と聞く側では集中力が違う。それに話をしたことをすべて聞いてもらえると思うのは大間違いの極み。話す側が、思っているほど相手は聞いてないし、そもそも聞いてない。話せば、話すほど聞いてくれないと思った方がいい。なので、なるべく短しく、無駄を削り、イメージしやすい言葉や喩えが必要。

情報が多い


話が長いのに、ちかいところはある。情報が多ければ、会話がおもしろくなると思っている。そんなことはない。相手は1求めているのに10とか、過剰に情報を提供するとか、ありがた迷惑。相手が求めていない情報は余計。いらないものを勝手に与えられても、相手はしんどい。

おもしろい話をする前におもしろくない話をしないこと。これらの4つのポイントを意識して会話はすれば、おもしろくない話は、まぁまぁ回避できるはず。おもしろい話はそれから。それと日頃から相手を観察しておくこと。何をモチベーションにしているのか、置かれている状況、求めているもの、悩み、好き嫌い、など、ここらへんをわかって話せば、おもしろくないことには、ならない。

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