素直に受け入れることから
人からの指摘を素直に受け入れるって、ものすごく大切なことなんだなぁと感じる。とくにうまくいってない場合や新しいことを始める場合などは、素直になるかならないかで将来が決まると言っていぐらい。
これが、わかっていても難しい。年齢を重ねれば重ねているほど。
人は自分のことをわかっているようで、わかっていない。ほとんどわかっているつもりになっている。さらにプライドと経験が余計に自己理解の邪魔になる。
「自分に限ってこんなはずではない」「自分は人と違ってやれている」など都合のいいように自分を解釈し作り上げる。
さらに自分が感じたことやこれまでの経験がすべてだと思ってしまい、異なると言われると。「あの人はわかっていない」など人を否定して優越感を優先してしまう。
こんな思考だと、自分の現実を受け入れることができなり、自分を変えることができないまま生きていかないといけないハメになる。こうなると人生ハードモードの始まり。
なので、まずは自分を否定することはしなくていいが、自分で自分を客観視して理解できるなんて思わないこと。自己理解はほぼ間違っているぐらいに認識を持つもと。
他人の方が、自分よりも客観視できているために、素直に指摘された場合は受け入れること。これは自分を曲げて他人の言うことをなんでも聞けということではない。
しかし、評価は他人がするもので、事実そのように見られている現実ぐらいは受け入れるべき。
それに、他人から言われたことに対して「カチン!」ときた場合は、9割は自分でも薄々気がついて逃げていること。要するに見て見ぬふりしている図星。
自分ではうまく隠せているつもりが、他人はあっさり気づかれている場合はよくあること。言われなければ気づかれているのではなく、あえて泳がされているだけ。
僕の20代のころは、自分で自分のことは理解している思い込んでいて、他人の指摘は大きなお世話と思い、受け付けてなかった。この思い込みのが今のどうしようもない僕を作り上げてしまってた。激しく反省している。
他人の指摘を受け入れることは、自分の経験や感じたことを手放すことなので、メンタルは少なからず傷つくこともある。だけど、指摘は他人からみた事実ということなので、自分を守るために流すのではなく、受け止めなくてはいけない。
世間一般の大人になるということは、このことかもしれない。
まだまだ、たくさん傷つかないといけないなぁ。
だけど、変わることが大切。他人の指摘もまずは、受け入れていこう。