【アフターコロナの世界②】住まいは20.5世紀型になっていく!?
本日は、『アフターコロナの世界』の第二弾!(すこし大テーマ名変えました…)『住まいの変化』についてです。
これを考えていくことで、住宅業界の方々は、今後の需要、ライフスタイル提案に繋げていけます。また、引っ越しや購入を検討されている方は、アフターコロナの生活に合わせた、参考にしてみてください。
1.巣ごもり消費換気へ
先日の下記ツイートで、記事を掲載しましたが、今後しばらく付き合い続けるコロナ等のウイルス対策の働き方に対して、住まい方も変えていく必要があります。
(これまでの住まい)
・オープンで広々空間
・開放性
・家族間のコミュニケーションの場を一番優先
・個人の場所にいても、家族と緩やかに繋がりあえる
などが特徴でした。20世紀的な、「部屋がきれいに分断され、間数を優先する型」から、「緩やかに家族同士の空間を分けていくような形をとり、家族間のコミュニケーションを大事にする型」に21世紀は変わりつつありました。
しかし、コロナ時代に入り、自宅に24時間家族が集まる生活に入ったため、これまで「1日の数時間を過ごす家族の時間」が大切だったのに対して、常に一緒にいるため、逆に「自分の時間」を生み出すことが求められています。
住まいも、変化が求められています。
2.アフターコロナは20.5世紀的な住まいで、新たなライフスタイルを
では、どんな住まいか?ずばり、20世紀の住まいが参考になります。いわゆる、nLDK、◯畳の部屋がいくつあるか、きちんと間仕切られ、それぞれの空間が分断されているような型です。
ただし、20世紀に逆戻り、、、ではなく、21世紀に大事にしていた、開放性や快適性、家族のコミュニケーションを残しながら、20世紀の要素を付加していく形が理想なのでは、と思っています。
『今後のリフォーム・リノベの一例』
広々リビング・ダイニングに、あえて壁を作り、仕事部屋や、くつろぎ部屋に変え、ちょっとした家族の会話と離れる時間を生み出す場を構築
その他にも、
・リビングダイニング内に、簡易間仕切りブースのような空間を作り、仕事や趣味時間を確保
・夫婦の寝室を、可動間仕切りにて隔てる
・オープンキッチンを個室化(料理を作る時間に集中したい)
など、様々な方法が考えられます。
個人の時間を大切にすることで、より、家族のコニュニケーションの密度や重要性を増していくことができると思います。
(アフターコロナの世界 第一弾も読んでいただけたら嬉しいです)
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atelier KOH
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