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【資格試験の話②】一級学科一発合格者が語る〜学科試験は取捨選択×反復〜

前回は最も大事な「始め方・持続するためのモチベーション」について、スタートの記事として掲載しました。

本日は、具体的に、一級建築士の学科試験の進め方について、進めていきます。今後も含めて、テクニック的な部分があっても、↓の前回記事の精神論があってこそですので、是非ごらんください。

本題に入ります。一級建築士学科試験の極意は、

1.取捨選択

☑ つまり、先に極めるものは先に。

☑ 捨てるものは捨てる。

☑ 後回しするものは後回し。

2.反復

☑ 頻出出題は3~4回継続して7割できるようにする

☑ 意味を考えるのは1,2回目だけ。その後はこうなのかという割り切り


詳しくそれぞれのチェック項目を解説します。

※↓モチベーション継続に漫画で読めて、無料なのでおすすめです


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1.取捨選択

☑ つまり、先に極めるものは先に。

これは当然資格学校がまずやらせる科目、単元になってきますが、ずばり、「構造計算」「法規」です。

逆に、他は最後の2ヶ月でなんとかなります!!だって、丸暗記項目でしかないからです。

しかし、上記の2つは、暗記でなんとかならない、早めに身体に染み込ませることが必要です。尚且この2つは、絶対に落としてはいけない科目や単元だからです。

特に、構造計算に苦手意識がある方が多くいらっしゃいます。そもそも数学や物理への苦手意識が強いと思います。でも、砕いてみると、建物の構造を模式化したのが建築の構造の単元です。

「建物を動かした時にどう影響を与えるかな?」といった意識で勉強を進めてみるとよいと思います。

下記の本は、優しく解説しているので、おすすめです。


☑ 捨てるものは捨てる。

これは、どんな勉強もそうですが、万遍なくできるようにする人いますが、試験はそうではありません。「取るべき部分を確実にとる!」が必勝法です。一級建築士で言うと、過去問をやり、新傾向問題は、こんな問題あるのか、程度でよいです。

出たとしても、5個の選択肢の中の一つだったりします。そして、その選択肢は◯になる可能性が高いです。

私は、上記のような消去法的な考え方で、本番の学科試験を乗り切りました。

2にも記載しますが、とにかく、過去に出た問題の反復を優先し、他は捨てる、です。


☑ 後回しするものは後回し。

これは、つまり直前に定着させるべき単元は、直前にやりましょうという内容です。

「施工」「構造の暗記もの」がこれにあたります。この2つは実は関連しているものが多く、また、数値についても非常に多いです。これを春の時期に重点的にやってものなかなか定着しません。

しかも、現場に長けている人や設計事務所の方以外は、言葉や内容が全く理解できず、入ってこないと思います。

私は最後の2ヶ月に問題集を繰り返しやりながら、定着させて、本番は両方2,3問間違えまで引き上げました。


2.反復

☑ 頻出出題は3~4回継続して7割できるようにする

全ての試験んい共通しますが、一度読んで覚えられる天才以外は、この方法しか記憶できません。そして、これが最も近道です。

きれいなノートを作るなんて時間の無駄です!もちろん、何度も間違える内容を書き出したり、暗記したい表をトイレに貼っておくとかは補足作業で行うのは必要だと思います。

そして、特に、毎年または1年ごとくらいに出る頻出問題は、問題集にもチェックが入っていますが、こちらについては、7割以上の正答率を必ず、反復練習によって習得しましょう。面倒ですが、これが近道となります。

この勉強法については、↓下記の本が本当に役に立ち、学びになります✨


☑ 意味を考えるのは1,2回目だけ。その後はこうなのかという割り切り

前項で記載した、「後回しもの」に関連しますが、意味を理解しないと入ってかないという人がいますが、それは最初の1,2回目だけにしましょう。スピードがあがりません!そして、意味をわかっても入りません!

「アスファルト防水、シート防水、塗膜防水の違いってなんだろう?ランジ・ウエブ・スチフナー・ガセットプレートってどんな部位だったっけ?」

とかを絵に書いたり、テキストに戻って確認するのは最初だけです。これを何度も巻き戻ってやるのではなく、反復練習をして、「この問が来たら、こう」という反射神経的に記憶していくことが必要です。

施工のプロになる方なら、今後現場で覚えていけばいい、それ以外の方は、仕事の必要な場面で、調べれば全く問題ありません!是非是非この割り切りを大切にしてください。


ポイントは2つ、「取捨選択」と「反復」です!

全部やらなきゃ!とか、きれいなノートにまとまった~はもうおしまいにしましょう!自己満足でしかありません。


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atelier KOH

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