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【GW特別編#05】ダイサギの特徴と描き分けポイント|自然ガイドが教える観察と表現
こんにちは。自然ガイドでクリエイターのくますけです。
ボクは毎日自然の絵を描いていて、よく観察することが良い絵につながると強く実感しています。これは、自然ガイドと一緒に絵を描きながら生き物の魅力を発見するシリーズです。
今日はダイサギに注目をして、その特徴と描き分けのポイントを紹介していきます。
投稿予定
5/3 スズメ
5/4 ダイサギ(この記事です)
5/5 ツバメ
5/6 ハクセキレイ
この記事は月額500円で毎週新しい内容をお届けしている「みるみる自然に詳しくなるweb教室」のゴールデンウィーク特別編です。ぜひ購読を検討してみてください。
ダイサギの特徴|大きな、白くて首の長い、田んぼの常連さん
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水辺にいる大きな鳥
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ダイサギと言われてもピンと来ない人が多いかもしれません。いわゆるシラサギのことです(シラサギは白いサギの総称。シラサギで図鑑を調べても名前がないのでお気をつけて〜)
全身白いサギにはいくつか種類があって、有名どころだとダイサギ、チュウサギ、コサギというのがいます。名前の通り体の大きさで大中小の名前がついています。
過去にこんな投稿もしています↓
川や池、田んぼなどでよく見かけるとても身近な鳥です。
ダイサギは新聞紙の見開きサイズで、重さはMac Book
ダイサギの体長は約100センチ。物に例えると、新聞紙を開いたときの斜めの長さがそのくらい。ただ、これはくちばしから尾羽の先までの長さなので、写真のように立っている状態だと足の長さも追加されるので、実際見た時の大きさの印象とは違うかもしれません。
そして体重は1.2kgということで、Mac Bookと同じくらいなのだそうです。バックに入れても苦にならない重さですね!笑
長い首は曲げ伸ばし自由
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長い首は飛んでいるときには邪魔になるかもしれません。写真で見るように、サギは首をすっぽりと収納して飛びます。この首は曲げたり伸ばしたりして自由に操ることができます。狩りの際には、この長い首を活かして素早く伸ばし、魚やザリガニを捕まえています。
田んぼ食堂の常連さん
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サギは普段から田んぼや近くの用水路に多くいますが、田植えや稲刈りの時期にはその数が急増します。田んぼの土が返されたり、大きな機械が入ることでいろんなエサが見つけやすくなるんでしょうね。
まるで田んぼは食べ放題の食堂のようになっていて、ダイサギ以外にもたくさんの鳥たちで賑わいます。
動画を用意しました
いつものように動画解説もつけました。観察を通じてダイサギの特徴を理解したら、次は絵を描いてみましょう。さらに理解を深め、創造力も刺激する素晴らしい方法です。
リアル教室でもこのような流れで進行しますので雰囲気をすこし感じていただけると思います〜
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