大学受験一般論
受験には下記の種類がある。各大学がこれらの組み合わせで入学者の選抜を行う。
一般入試
共通試験のみ
共通試験+大学個別試験
大学個別試験のみ
推薦入試
指定校推薦
AO(自己推薦)
スケジュールでいうと
共通試験が1月中旬
私立の大学個別試験は12月-3月まで幅広
ピークは1月末から2月頭
国公立の大学個別試験が2月末
指定校推薦やAOは9-11月ごろには終わるイメージ
国公立大学と私立大学を比べると、国公立大学のほうが
入学ルートが「共通試験+個別試験」の比率が高い
9割以上が「共通試験+個別試験」
受験に必要な科目の数が多い
文系志望でも数学や理科などの勉強が必要になるケースが多い
試験を受けられる回数が少ない
共通試験と国公立の大学一次試験はスケジュールが固定されており、1年に一つの大学しか受験できず試験も1度しか受験できないのに対して、私立の個別試験はスケジュールの幅も広く、同じ大学であろうと何度も受験することができる
推薦を利用せず、MARCHと国公立を併願するパターンの解説
私立の受験を行って合格を確保した状態で国公立受験に望み、結果次第でどこに行くか決めることが多い
私立が第一志望なら私立の合格と同時に受験終了、国公立の個別試験を受けることはなくなる。(有名大学を記念に受けるなどはあるかも)
受験する国公立の選択
本人の学力より若干上のレベルを受験
私立でもOK、有名国公立にチャレンジするパターン
本人の学力で余裕のある大学を受験
学費などの制約で手堅く国公立合格を目指すパターン
どんなに遅くとも夏までには志望校を定めて受験に利用する科目を決める。
国公立受験の邪魔にならない範囲で私立を受験する、という方針で最も良いのは「共通試験のみ」で私立(MARCHレベル)の合格を確保する
ただしこれは第一志望でなくともお手軽に受験できるため、かなりハイレベルな争いになる
得意科目が明確にあるのなら、チャンスはありそうなのでしっかり調べる価値ありそう(特に英語が強いのはかなり受験においてはアドバンテージ)