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英作文上達のコツについて。元通訳、英検1級が解説。(翻訳、英文事務経験有)英作文解説記事ご購入の感謝も込めて。
感謝、申し上げます
私の英作文の解説記事に関してご購入がございました。誠にありがとうございます。こういうことは僕に自信をくれ、英語継続、英語での挑戦に更に力を与えてくださいます。ご信頼いただき、私の文章に大切なお金を払っていただいたことに関して、改めて感謝申し上げます。そのお礼も込めて英作文についてさらにもう少しこちらで書いていきたいと思います。
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Xアカウント名
@tricera1 Masa
英作文は書けば必ず上手くなる!
僕はワーホリも経験し、英語を使うことを徹底していました。とにかく英語を話しまくった。しかしその後、日本に帰国し、英検準1級、1級を受けるまで、自分の考えを論理的に述べる英作文みたいなものは全く、書きませんでした。
英語を話すことと書くことというのは全く違います。そして英語検定で求められる英作文のスタイルは練習しなければ書けるようになりません。いくら口語英語が上手くなったとしても、ああいった英作文、導入、根拠1、根拠2、根拠3、結論といったような書き方は身につきません。練習を繰り返して身につくようになります。
英作文の上達に関しては、海外に住んでいるとか、口語英語がペラペラとか関係ないです。練習をしなければ書けるようにならないということです。だからどこにいようと、日本にいようと英作文は鍛錬できます。そういう意味ではスピーキングよりも英作文はフェアだと感じています。
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英作文の段階
英作文を練習しよう!と言っても人それぞれに英語レベルや、英語理解度、学習年月が違いますので、一概にこういう風にやればかけるようになるというステップは実は本当は存在していないんです。人それぞれだからです。ですのでその問題を一旦置いておいて、僕の経験上から英作文について行った練習、段階、ステップを簡単に並べていきたいと思います。
まず一番、簡単なのはお話しするよりも動画を見ていただくことです。僕は過去にいくつも英作文に関しての動画を作りましたが、それの総決算と言えるものが次の動画です。基本、僕はこの動画でお伝えした以上のことは英作文に関してはありません。これが僕の英作文の上達した経験の全てとなります。(この動画の内容で納得していただければ、以後の駄文を読んでいただかかなくても結構です。それくらい、言いたいことをきちんと説明できた渾身の動画です。)
運良く英検1級合格は大好きで得意な英作文で最も多く得点して合格しました。
導入、根拠、根拠2、根拠3、結論というスタイルの書き方
ここにおける英作文というのは英検1級、準1級に見られる導入、根拠、根拠2、根拠3、結論というスタイルの書き方のことです。このスタイルは IELTSにおいても使うことが可能ですし、また世の中で英語を使うようになった時、話すようになった時、物を文章に書いて説明したり、誰かに口語で物事を説明する際にも有効な考え方だからです。
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1️⃣初期段階
まず徹底して模範英作文を読み込む。賛否両論の論理構成の仕方を繰り返し読んで身につける。この段階は無理して書かない。僕は英検準一級の時も英検1級の時もまずは模範となる英作文を徹底して読み込みました。数ヶ月間繰り返し読んでいくと、そのレベルにおいて繰り返し使用されるテンプレートの表現法などが分かってきます。そういうのを自分の英作文に落とし込んで使えるようにしていきます。
2️⃣短文から書き始める
徹底し読み込んでいくとまず導入にはこういう表現を使って英作文を開始する、根拠1にはこういう言い方で始めるみたいなことがわかってきます。それを使って短いセンテンスを書きます。始めは導入だけとかで良いです。この時くれぐれも無理して英作文を全部一気に書こうとしないことです。また英単語の練習をしていると思いますがその英単語のセンテンスを独り言をして暗記して書いていくということも可能です。とにかく短い文章から書いていく。
3️⃣書こうとしてる内容を独り言英語してから書く
繰り返しも半分を読んでいるとその内容が頭に入ってきます。あるいはその模範を持ち歩いて散歩しながらなど独り言英語で話していきます。そして帰宅した1人ごと英語した内容を書けば良いのです。すでにこれから書こうとしていることは、独り言英語で予習しているのですから、より書くハードルが下がります。こうして考えて、独り言英語して話したことは書けます。したがって、書けることは話せるということになります。
3️⃣導入、根拠1まで書いてみる
そうした短文が書けるようになったら、導入だけで終わりにせず、根拠1まで書いてみるようにします。あとは慣れてくればこれを根拠2,根拠3,結論までという風に徐々に増やしていけばいいということになります。僕は現在もIELTSなどの英作文を毎日書いていますが、こうした5年以上の蓄積によりどんなお題が来ても25分あれば書きあげるようになっています。でも始まりはこういった段階を経て上達ししていったのです。
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翻訳実務、英文事務処理と英作文技能はまた別
僕は翻訳会社で翻訳実務を行った経験もあります。英文事務職として勤務した際には多くの英文書を処理しました。しかしそういった実務で得られる英文章処理能力と純粋な英作文力というのはまた別です。翻訳するということと自分のアイデアをまとめて英作文で書いていくという作業は別ですので、互いに関連していると思いますが、英作文というのはやはり書いていかなければ、うまくならないと思います。ですから英語の仕事についていなければ英作文が上手くならないとかいうことは全くありません。何をしていようとどこにいようと書かなければ上手くなりません。翻せば書けば必ず上達するということです。
簡単に英作文をうまくするコツ
どんなことにもお手軽なテクニックというものはないんですが、英作文を簡単に書きやすくする方法というのは僕の経験からは確かに存在します。今回はそれらについて2点ほどお話していきたいと思います。
1️⃣名詞句を活用し主語にする
まず最もシンプルなのは主語を単体にしないことです。例えば(車は〜)みたいな言い方ではなく車を所有することは〜、車を安全に運転することは〜、車を日常的に使用することは〜といった風に主語を名詞句にしていくことです。こうすることによって短い文章に組み込める情報が重層化します。読む方にも硬直した稚拙な印象ではなくきちんとこなれた文章というイメージを与えますのでこれが最も簡単な英作文を単純にレベルアップさせる方法です。
仮定法や分詞構文とか難しいものがありますがそういったものを理屈で理解しなくても、名詞句を主語にしていく書き方をマスターする方が数倍も重要です。もし僕が英語の先生となり大好きな英作文を教える機会があるとすればまずこの書き方を生徒さんに教えるでしょう。
これと重なる内容を動画でも解説しておりますのでご覧ください
2️⃣英作文レベルアップテンプレート
口語英語、英文の説得力を簡単に増加する導入、語り始めのセンテンスの作り方、有名な
Some people believe that 〜,
While some other thinks〜
ある人々は〇〇を信じている、
一方、他の人たちは〇〇と考えている
というセンテンスで開始します。
簡単に言うと自分の意見だけではなくてまず何かに対しての賛成と反対の両方の意見を展開します。その後、自分の考えを付け加えると良いと思います。
特にこの論理展開は IELTSの英作文において学んだことですが、通訳の現場でもこのセンテンス展開で多くのことを乗り越えたことがあります。
〜以下は名詞句、節どちらを加えても良い。
例えば大学の学費の無償化についての利点を述べよと言われたお題だった場合には一例だが、このような導入を持って英作文や論理展開を開始します。
作ってみた例文
"Some people believe that university education should be free for everyone, while others think students should pay for their own education. Discuss both views and give your opinion."
(大学教育はすべての人に無料で提供されるべきだと考える人もいれば、学生自身が費用を負担すべきだと考える人もいる。)
まず自分の意見を述べる前に2つの面からの人々の考えを盛り込みその後に理論を展開して行きます。
この
Some people believe that 〜,
While some other thinks〜
導入、語り始めテンプレートは、通訳実務の際、口語英語でもたくさん使用したので、練習して何が来てもこれに当てはめて、英作文の書き始めや、話し始めに使えるようにしていました。
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別に英語には隠された秘奥義とかはありません。
他人のノウハウや、常人には再現できない英語超人の超絶テクニックとか必要ないと考えます。本屋さんに普通に売っている英語テキストを買ってきて、繰り返し学習、英作文を書いて、独り言英語、オンライン英会話をやれば良いのです。
努力しないで楽な道を探そうとか、どこかに隠されたテクニックあるんじゃないかとか、徒労。それよりも1日の努力を積み重ね、継続する方が数百倍も近道となります。英語というのは何十年もかかるものです。近道とかはないのです。
その代わり英語学習はお金がかかりません。本屋さんで基本テキストは1万円以下で揃えることができ、しっかりそれをやりこもうとしたら、初期投資で数年は勉強できると思います。1つのテキストを仕上げるというのはそれぐらい大変です。またもし、オンライン英会話をやったとしても月額数千円〜1万数千円程度。これ以上にお金がかかる趣味、学問は他にたくさんあると思います。
このように僕は考えています。そして英語を継続して来ました。そしてそれはたまたま自分にはそれで都合がよかった。英語継続は今年で38年目となりました。継続あるのみ。
やっと近年、英語は継続というあたり前のことを多く目にするようになった
以前は、英語発信を見ると、きらびやかな英語超人による(自身の英語歴を省き)(たった○ヵ月でTOEIC満点)とか、たった○○するだけで、○ヵ月で、英検1級合格とか…耳目を引く、嘘ではないけど、誠実ではない発信が多かった(見る方にエンタメ読解力を必要とする)しかし、こうした発信に苦しんだ人たちからのこう言う発信への指摘や、弊害も聞くようになりました。
僕はその手の発信を視聴したり、読んだりするたび、ほんとかなぁ‥そんなわけないよって思っていました。例えば、TOEICだって、区切りと決めた900点まで、必死にすべてを捨てて勉強して、2年もかかりましたし、運がよかったと思う。英検1級の合格も、機会をもらっただけで、自分の能力の結果ではない気がしました。英語を仕事にできたのも、たまたまでしかない。こうしたことは、子供の頃からの英語継続の延長です、僕はアホなので、英語は38年間やっていますが、このような現状です。
決して、たった○○するだけで、とか、たった○ヵ月で、みたいなお手軽なものじゃなかった。自身の経験から照らして、信じられませんでした。僕に信じられることは継続しかない。それは子供の頃から分かっていたことです。
最近、多くの人が、結局、英語は継続というあまりにも面白みがない、しかし、事実を認識するようになったと思います。勉強とはそういうものです。その代わり、英語超人だけが、英語に優れるというけではないのです。だれでも、継続したら英語能力を上げることも、獲得することもできるという、むしろ、うれしく、当たり前の事実なのです。
こうした英作文のコツや英語実務経験や英語検定体験は常にX で発信しております。こちらをご覧いただいて英作文等無料で参考していただくことも可能ですのでよろしくお願いします。
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英語に関しての信念
本年も変わらず、英語は生まれ、育ち、お金、学歴、才能、年齢は関係ない。誰でも自身を信じて継続すれば英語を身につけられるという信念で英語を継続します。
子供の頃から大好きで得意とした英語。大好きな英語で挑戦し、英語で人生をより良く。継続あるのみ!!
今年も夢、目標に全力
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