【中学受験:社会】受験中でも旅行に行こう(静岡② +愛知)
中学受験勉強中でも長期休みには家族旅行に行きたい。でも、受験勉強をしないと。
そんな時に、旅行のルートに試験に出そうなところを加えて、旅行に行く罪悪感を無くして楽しく、受験にも役立つ旅行にするこの企画。
1日目は静岡市から牧之原台地・焼津を経て、宿のある浜松へ。
3.旅行当日 2日目
それでは、2日目の日程です。(移動は昨日借りたレンタカー)
・浜松城 8:00頃 (外から見るだけ)
・三方ヶ原 8:30頃
・長篠 9:10頃 (長篠合戦のぼりまつり)
・浜名湖 昼食うなぎ
・浜松駅 (17:17 →ひかり514号 → 東京 18:42)
ちなみに、今日は戦国時代の戦いの地として有名な、三方ヶ原と長篠を訪れます。
なぜ、GWという混む時期にわざわざ行くかというと、「長篠のぼりまつり」があるからです。
この祭り、GW中に行われるのですが、その3日目には火縄銃実演が行われます。織田信長・徳川家康連合軍と、武田勝頼の軍勢が戦った長篠の戦いは火縄銃が使われたことで有名。試験でも頻出ですが、実際に目の前で鉄砲をぶっ放されれば嫌でも覚えるだろうという算段です。(なお、武田信玄でなく息子の勝頼であることも、正誤問題では注意です)
【浜松城】
朝8:00前に宿を出発。(9:10頃までに長篠に着きたいので)
浜松城の駐車場がまだ開いていないので、車の中から浜松城を眺めます。
ここから、三方ヶ原に向かいます。
【三方ヶ原】
浜松城から三方ヶ原へ車で約20分です。
さて、この「浜松城から三方ヶ原への道」。今では整備された国道257号線ですが、「武田信玄に浜松城を素通りされた家康が三方ヶ原へ向かったその道なのではないか」と思いながら運転するとまた感慨深いです。
車中では、「テンション高く三方ヶ原へ馬で向かう家康と、敗走して脱糞する家康の落差」について盛り上がりながら、あっという間に三方ヶ原に着きました。(僕はうんこの話をするとなぜテンションがあがるのでしょう)
三方ヶ原古戦場は、今では三方ヶ原墓園の隣にあります。
墓園の駐車場の一角に記念碑などがあります。
それでは、長篠へ向かいます。
【長篠】
三方ヶ原から長篠までは約40分くらいです。9:10には到着しました。
車で行くと、祭り会場から少し離れた広い駐車場を案内されます。
そこから、シャトルバスで祭り会場へ移動。早い時間ということもあり混まずに到着できました。
予定では9:30から太鼓の演舞で、9:50から火縄銃の実演。
結構大きな音なので、娘はずっと耳をふさいでました。
この後、仮装行列などもあるようなのですが、昼飯に浜名湖のウナギを食べたいので、10:30には会場を出発。
帰りの道すがら武将たちにも会えました。
長篠でもう一つ見ておきたいものがありました。
祭り会場から車で10分くらいのところにある、再現された馬防柵です。
(地図アプリで「長篠·設楽原の戦い決戦場跡」や「馬防柵」と検索すると場所が分かります)
ぜひ、大河ドラマなどの合戦のシーンでの馬防柵の使われ方を見たうえで、見に行きたいところです。
【浜名湖】
そこから浜名湖までは約1時間。12時ころ浜名湖近辺に到着しました。
が、さすがGW混んでます。結局、うなぎを食べれたのは13時過ぎでした。
でもうまかった。
浜名湖といえば、うなぎですから食べることも勉強です。
【浜松】
その後は、浜松駅に向かい、車を返して、お土産を買って帰る感じですが、
この日は2023年5月5日、松本潤さんたちの家康パレードの日です。
観覧区画には入れないので、駅近く(パレードから遠い)からパレードをちらっと見ました。遠すぎてほとんど見えなかったですが。
ただ、朝に三方ヶ原の敗走の話をしているので、家康が浜松でかっこよくパレードしても・・・とは思いました。
【浜松駅構内】
地理の分野では浜松といえば工業も有名で、オートバイや楽器の製造で有名です。
この点、浜松駅構内には、それらの展示があります。これで浜松の工業についてもばっちりですね。
あと浜松市といえば、「政令指定都市」であることも同時に覚えておきましょう。
【終わりに】
今回は、歴史を軸に静岡県(長篠は愛知県)を旅行した話でした。
事前勉強では「YouTube高校 / 日本史・世界史」さんのチャンネルに相当お世話になりました。
もし、このような旅行を企画して、前提知識を学ぶときにおすすめです。