ストリートファイターにおける配信者の影響2-スト5前期(筆者の記憶)
前回のスト4からスト5に移る。
少し移行時の歴史を話す。
スト4後期の熱はすごいものであり、5には多くにプレイヤーが期待を寄せいていたと思う。ところが、スト5の発表は情報漏れという形で発表されてしまったのでよく覚えている。
記憶だと公式サイトだかに時間を間違えてアップされてしまったとかだった気がする。カプコンの作品は非常にリークが多く解禁キャラなどが一か月前にリークされているなど度々あった。
話は戻るが皆が期待する中、スト5のデモにてチュンリーとリュウの対戦でチュンリーが気功拳を連発する(スト5ガイルのトリガー1のような)プレイが見せられる。さすがにこれを見て恐らく多くの人がスト5に不安を覚えただろう。また、モーションにも違和感があり雲行きが怪しかった。
それから、スト5は発売されるのだが現行のプロプレイヤーがよく言うようにスト5初期は本当にひどいものだった。ネットワーク問題である。
調べていただけたらわかるがまともにランクマが機能していなかったのである。(ぶぶっ(通信エラー時の音)、地球(対戦が始まらずに対戦前画面の地球が回っている映像を長時間見せられる)などと言われる)
筆者もランクアップを3回連続でぶぶってなった時は心が折れかけた。
本題の配信についてだが、この頃からウメハラさんが配信を立ち上げることになる。それはファンが待望していたことだった。
不定期だが攻略や研究などを配信していたがゲームの不具合やバランスの悪さなどが重なりそもそもスト5自体が怪しくなってくる。プレイヤーたちは立場もあるだろうがスト5擁護のスタンスを取っていた方が多かったと思う。当然ゲームの雲行きが怪しいため新規で有名な方が配信を始めるなどはあまりなかったと認識している。まだストリーマーと呼ばれることも多くなかったようで、調べたところによるとちょうどこの頃にVTuberに流行の兆しがあったようだ。
しかし、上記のような要素もありながらプレイヤーは確実に増えていった。
特に新規で始める若いプレイヤーはかなり増えた。オフライン対戦会や大会に参加すると明らかに今までの層とは違う若いプレイヤーが多くなっていた。今でも活躍する若手といわれているプレイヤーたちが誕生した功績は多きいと思う。
スト5前期で一番盛り上がったのはときど選手のEVO優勝だろう。
個人的にだがあの一試合は格ゲーを再び盛り上げてくれた一戦だった。
(余談だが筆者は号泣した)
この一戦は配信者である釈迦さんなども取り上げており、そのおかげか格闘ゲームをプレイしていない方でもこの試合を知っている方が多い。
この後調整がありシーズン2、3と続くのだが数々の凶悪なキャラクターたちが誕生したがネットワーク環境自体は改善がされ段々とプレイヤーは増加していったように感じる。
一方で凶悪キャラクターの試合はトリガーという要素があるため少し単調になる試合が多いからか配信の視聴者はスト4時代より減ったと記憶している。
視聴者自体は減ったが配信するというのが誰でもできる時代になってきたためか多くのプレイヤーが配信をするようになって視聴がバラけてしまった可能性もある。また、ゲームではなくプレイヤーにファンが着くパターンなどもあったように感じる。
一番大きかったのは海外大会が多すぎて日本時間のリアルタイム視聴が難しかったのではないかと筆者は考える。
後期に続く。
読んでいただきありがとうございました。