「本当の海底橋をさがせ」①~橋の名は~
「橋」のある風景
愛川町に住んで6年。
さまざまな愛川町の風景を見てきました。
でも、まだ見ていない「風景」がありました。
「インターネット」の画面越しに見た風景。
それは。
赤さびた鉄の橋が、川面に伸び、
やがて力尽きたかのように川の途中から橋の存在がなくなる
朽ち果てた鉄のどす黒さが、空の青さと川の透明さと対比的にあります
いや。
そもそも、これは橋なのか?
橋と言うにはあまりにも、切ない。
途中で終わった橋。橋の目的を果たさない橋。いわゆる「廃橋」。
「海底橋」
と「インターネット」にはある。無数に。
「海底」とは、この地名については後程として、愛川町にある地名。
中津川に面していることもあり、「橋」があっても不思議ではありません。
「おぞこ」と読みます。「海底」で。難読地名ですね。
「おぞこばし」のある風景。
それは、6年間僕の頭にこびりついた風景でした。
そんなある日。
中津川・仙台下の河原を何気なく歩いていると
いた。
本当に偶然の出会いです。
ああ。この感じ。
周りの景色の色すら変えてしまうこの存在感。
いいですね。「海底橋」
6年間の片想いの女性と初めて手をつないだような。
そんな得も言えぬ喜びから、にやにやしながら
twitterにあげちゃいました。てへ♪(/・ω・)/ ♪
しかし
このツイートが
僕を不思議な世界へと誘う事となります。
「twitter」 には「♡いいね」や「リツイート」といった「書き込みに賛同する」ことを表す手段がいくつかあります
僕の「海底橋」にも数多くの賛同が得られました。
「いい橋ですね」「風景にマッチしてます」などの「お褒めのコメント」返信もありました。
40近いアクションの中で、一つだけ
ん?
なにを言っているんだ?
これは、恋がれた「海底橋」でしょ?
ほら。
「インターネットのみんな」もそう言っている。
これは「海底橋」ですよ。
・・・・でも、確かに
★の場所の対岸は「幣山」であり、「海底」はここからだと角田大橋より上流がわの地域。
まあ、でも
千葉にあっても「東京デイズニーランド」だし
千葉にあっても「ドイツ村」だし
幣山にあっても「海底橋」てことも・・・・
でも・・・・
待てよ・・・・
もしかして・・・
この「橋」の名は・・・
こうして
僕は「橋」の名を求める旅に出ることとなりました
<つづく>