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共通テスト(公共、政治・経済)の分析と感想

 共通テスト(公共、政治・経済)を早速解いてみました!

昨年よりも簡単になった印象です。

※昨年の記事です。

予備校の先生方ほど詳しくは分析しておりませんが、
・どんな力が必要か。
・解いていて感じたこと。

などを書いていこうと思います。

①問題を分類した結果、分かったこと

以下の3つに問題を分けてみました。

・知識系:17問(うち2問が倫理の問題)
・思考系:2問
・読み取り系:12問
・知識と読み取りのミックス:1問

知識系は選択肢を見ただけで解ける問題、
思考系は知識を使って解く応用的な問題、
読み取り系はグラフを読み取って解く問題です。

だいたいこの3つに分けれるかなと思います。

こうみると、文量が増えたとはいえ、確実な知識を持って試験に臨めば、1問約3点なので、

5割は確実に取れる計算になります。

前後の文脈だけで解けるものも多いので、
読まなくていいところはばっさり切ることが、

時間を制すことになりそうです。

②特に難しかった問題

・参院選の合区の問題


 なかなか一票の格差の内容でそこまで授業で取り扱ってなかったので、
知識的には衆議院と参議院のどちらを選ぶか、難しかったかな、、とは思いました。

・市場原理の問題

y=ax+bを求められるか、という数学的な思考が必要だったので、やや難しいかなと感じました。

丁寧な計算が必要になります。

・国債の利子の問題

ウの問題がポイントでした。
ここは少し問題文をよく読まないと誤答を選んでしまう問題だと感じました。

利子が上がるなら、市場価値も上がるのかな、、と思いきや、

すでに世に出ている国債と、新しく発行されたものとの比較なので、

金利がつかないなら買ってもらえなくなるということで市場価値が下がる、

と、頭の中で考えないと答えを導けない問題でした。

個人的にはもう少し丁寧に会話文を書いてほしいなとは思いました。。

③解いていて率直に感じた事

 去年よりはだいぶ解きやすかった印象です。

やはり差がつくのは、難しくしやすい経済分野の問題かなと思いました。

特に市場原理と金融分野です。

昨年は国際経済分野の比較生産費説の問題がかなり難しかったですが、

今年はそもそも無かったので、

来年また出るかもしれません、、💦。

来年度はもう一度、このあたりの分野をしっかり理解できるような授業づくりに努めたいなと思いました。

にしてもグラフ読み取りが随所に出てくるのが厄介ですね。。

時間を取られます。

やはり読み取り問題は最後に回して、余裕を持って解いた方が良いかなと思いました。

以上、私なりの分析でした🙇‍♂️

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よっしー先生の「火の国熊本塾」
教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/