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卒業生へ贈る言葉。

 今日は熊本県内のほとんどの高校が、卒業式でした。

私の勤務校でも卒業式が行われました。

式に際して、当日のHRで言い切れなかったことを含め、自分の思いの丈を書いてみようと思います。

(以下、贈る言葉)--------

 あっという間の3年間でしたね。入学したのが本当に昨日のことのようです。

振り返ればこの3年間はほとんどコロナウイルスの影響が学校生活にもろに影響した期間でした。

体育大会や文化祭の中止。

部活動における大会の中止。

3か月の完全休校。

オンライン授業の実施。

これまでの学校生活とは大きく変わりました。

その中でも日々、できることをやり、努力して合格、あるいは内定を勝ち取ろうと努力したことは自分の財産になります。

ぜひ自分の宝にしてください。

3年間がこれだけ早い…ということは、これから行く大学や職場で生活する3年間は…。

はい、とても早いです(笑)。

私の大学生活は、体感0.3秒でした(笑)。

残酷なまでに早いです。

だからこそ、この青年期に何を考え、何をしていくべきか。

自分の人生に向き合い、進むべき道を見つける努力をすることです。

推薦入試や就職試験に向けて、志望理由書を書き、多くの先生に添削してもらった人も多いはず。

「この目的のために、私は就職する。」
「この勉強するために、私は○○大学に行く」

自分の中に定めた目標が少なからずあるはずです。

それが変わっても全然構いません(^^)

むしろ変わって大いに結構。

たくさん悩んで、たくさん迷って、たくさん考えて、たくさん行動して。

そして最終的には誰かの役に立ってほしい。

小さなことでも全然OKです(^^)

日本は今、少子高齢化による財政難をはじめ、いろんな問題を抱えています。

日本国内だけでなく、ロシアによるウクライナ侵攻など、世界の情勢も大きく動いています。

21世紀にまさかこのような事態に陥るとは、だれが考えたでしょうか。

平和を切に求める声がSNS等で日に日に高まっています。

そんな中で私を含め、これからの社会を担っていく私たちへの期待は間違いなく大きい。

すぐに出来る事は少ないし、今は力もありません。

でも志とともにやれることを積み重ねていき、

1人1人の行動が大きなうねりとなり、努力が実を結べば、必ず世の中を良い方向へ向かわせることができるはずです。

最後は少し大きな話をしてしまいましたが、何はともあれ3年間本当に楽しかったです。

力不足な時が多かったですが、一生懸命ついてきてくれてありがとう。

困ったときは、倫理の教科書を開けてください(笑)。そこに答えがあります。

私たち高校の先生ができるのはここまでです。

次のステージへ胸を張っていってください、応援しています(^^)

卒業おめでとう!


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よっしー先生の「火の国熊本塾」
教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/

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