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共通テスト攻略のポイントは何か。

 大学入試共通テストまで、いよいよ残り約1ヶ月となりました。

この時期はひたすら過去問を解いて、解説し、また過去問を解くことの繰り返しです。

地道な取り組みが続きますが、この繰り返しが本番でブレない軸になります。

そんな大学共通テストですが、個人的にはいくつか指導するポイントがあるなと感じています。

予備校の先生でも、ベテランでもないのでバリバリ受験指導に長けている訳では有りませんが、

率直に感じていることを綴らせて頂きます。


1 本当に文章が多い。


すでに新学習指導要領の大学共通テストは2回行われていますが、

問題用紙は30ページを超えます。

会話文、表、グラフなどがかなり盛り込まれているからです。

今のところ政治・経済は30問で60分間の受験時間ですので、

1問にかけられる時間はたった2分です。

・全体の問題を見通して簡単な問題を先に解く力
・答えの載っている箇所を素早く見つけて丹念に読む力

以上の2つの力は必須だと感じます。

時間との勝負になりますので受験生は本当に大変だろうな、、と感じます。

2 知識だけで解ける問題をいかに落とさないか。


時間との戦いだからこそ、比較的に設問と選択肢さえ読めば解ける知識系の問題を落とさないことが大事になります。

つい最近、2023年の本試験と追試験の演習を行いましたが、

知識系の問題は30問中16〜18問程度でした。

1問3点とすると、これだけで50点は確保できます。

その50点は抑えつつ、いかに文章を読み込んで得点に繋げていくか。

選択肢を消せる確かな知識があると、少しは受験が楽になるなと感じています。

3 自分で文章から図にまとめられるか。


 読解力系の問題は文章だけかずらーっと並んでいます。

読んでいると自分でも訳が分からなくなります(汗)

私はこの型の問題を解く時、文章の内容をページの余白に図にして表現しています。

そうすると頭が整理されて解きやすくなります。

時々、数学の証明問題を解いているような錯覚になります(笑)

そういう、整理する力が問われているのかなと思っています。

4 まとめ


以上、3点でポイントをまとめてみました。

地歴公民科の科目は直前まで点が伸びます。

参考になれば嬉しいです。 

昨年は政治・経済が過去最低点でしたのでちょっとでも簡単になって欲しいし、

受験生をいじめないでくれ、、って思います(切実)。

全国の受験生の健闘を祈っています!

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よっしー先生の「火の国熊本塾」
教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/

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