【短編小説】BARクロギツネ 午前3時の訪問客…
作/画 Bourbon Samu 50.5
【まえがき】
そうですね。なぜか寂しくなるとBARって探したくなりますよね。物悲しい秋なんか特にそうです。誰かに教えて貰ったお店もいいけど、自分で見つけたお店なんか最高でしょう、多分教えたくないかもね。迷路のような何度行っても迷子になりそうなお店って、それだけでワクワクしてしまいます(私だけですかね?)。ここは新宿、とあるビルの2階。クロギツネ兄弟が経営する酒屋の2階。そこには綺麗なキツネのママさんがBARをやっています。今