幸福格差
少し前にニュースになっていた経済学者の成田さんの発言。
夫婦円満の秘訣は「配偶者より幸せになってはいけない」
「どちらかのほうが相手より幸せだと相手に思われた瞬間に夫婦関係にヒビが入る」
というもの。
うちがまさにそれ。
ザックリいうと、
妻の今の職場は、
妻にとってはとても楽しくてやりがいがある。
私はその店の店主と仲が良すぎるのが、気にかかる。
私も飲食で働いていた経験があるので、楽しさもわかるし楽しく働けるってことがとても良いことだと思う。
だが1人で生きているわけではないのだから、こっちのことをほったらかしにして、自分だけ楽しんでいるとちょっとでも感じてしまったら、その二人の間には溝ができますよね。
自分のことはいいから、楽しんできて。
と、ほんとは言いたいですよ。そう思う気持ちがないわけではない。
でも、全てを受け入れてそんなことは言えない。
聖人じゃない。一人の未熟な人間だもの。
私の幸福は家庭の中にあったが、今はない。
妻のかつての幸福はどこにあったが知る由もないが、
今、幸福を感じている場所は家庭の外にあるだろう。
妻の気持ちを繋ぎ止められなかったのはもちろん私の責任でもあるということもわかっている。
私には家庭のごたごたから逃げるように店の事にのめりこんでいったように感じる。
私が受け入れればうまくいくとは思うのだが、
なかなかすんなり受け入れることって難しい。
愛してもらうには、まず愛することだと。
言葉の羅列では、わかる。
その通りだと。
いざ実践しようとするとこんなにも難しいことなのか。
どうしても見返りを求めてしまう。
応えてくれなかったら、と思うと怖くなってしまう。
無償の愛を注げない時点で、私の妻への思いも途切れてしまったのかと考えてしまう。
なにも考えないで、無償の愛を注ぐこともできない。
平気で嘘をつかれることを知ってしまったから。
お互いに傷つけあったのだから、二人で一緒に直そうよ。
行動がすぐできないなら、言葉でもいい。
私がどれだけ必要な存在か教えて欲しい。
これまで一緒にいたからなんてことは理由にならないよ。
気持ちは移ろうものでしょう。今のあなたの心のうちが聞きたいんです。
求めすぎですかね。。。。
そんなこんなで、禁欲3日目。