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【海外旅行】モンゴル【モンゴル編5日目(最終日)2/2】※検疫を突破できたお土産。

モンゴルに5泊6日で旅行してきました。今回は、5日目(実質最終日)について、次のことを書きます。


・犬と散歩して丘に登る(前回記事参照)
・観光用のゲルに立ち寄る

前回の記事はこちら。

2.観光用のゲル

真夜中にウランバートル空港発の飛行機に搭乗するべく、
ついに草原を離れるときがきました。
ゲルの遊牧民や動物たちに別れを告げ、いったん、街側に立地している
ツアー専用のゲルによることになりました。

この犬(チョイ丸と命名)と別れるのが、とてもさびしかったです。
でも、旅が充実していた分、その感情も強くなったと思って、気持ちを整理しています。

ということで、車で10分ほどの距離にあるゲルに到着。
相変わらずの草原ですが、観光客用に特化しているためか、
まわりに動物はまったくいません。
このことが私くまおには何よりもさびしかったです。ぐすん。
動物が苦手な方はモンゴルには来ないと思うので、ちょっと納得いかない。

観光客用のゲル。ひとつのゲルには最大4人が泊まれそうです。
10棟くらいありました。

とはいえ、モンゴルに来て初のシャワーを浴びることができ、
スッキリしました。
冷水オンリーのシャワーでしたが、私くまおはサウナ好きであり、
冷水風呂にも慣れていますので、そこはあまり問題なかったです。

しばらく散歩や読書をしていたら、出発時刻になりました。
ツアー会社所属の遊牧民さんの運転でウランバートル空港に向かいます。
しかし、この運転がスリル満点です。

モンゴルの道路はイメージ的には北海道というか、高速道路的な感じです。
ただ、1車線ずつしかない(追い越し車線がない)です。
にも関わらず、時速100kmほどのスピードでバンバン追い越していきました。うーん、怖い。坂道で若干見通しが悪いところも、お構いなしです。
時折スマホ片手に、ごきげんな感じで運転していました。
海外旅行もたくさん行きましたが、生命の危機を最も感じた1時間でした。

空港についたら、コンビニで手頃なキャンディをお土産としてゲット。
1200円くらいで、50個以上入っていたので、とても助かります。
(一人旅ですと、お土産も荷物になるので、大変です。)

4時間くらいもてあましていたので、空港内をウロウロしていると、
到着口付近にはお花屋さんが営業していました。
この到着口付近にあるということは、ビジネスの歓迎用だったり、
「おかえり!」という意味で家族や友達が花を買って、モンゴルに来た(帰ってきた)人に渡すんでしょうか。
なんだかモンゴル文化の温かさというか、良い意味で心に余裕があるなあ、と感じました。
モンゴルは草原が多く、植物が育ちにくいので、もしかしたら日本よりも花がすごく喜ばれるのかもしれませんね。

キリル文字にモンゴルらしさを感じます。

夕食としてバーガーキングを選択。近代的ハンバーガーはやはり美味い。
コーラのシュワシュワ感はもはやグローバルスタンダードのようでした。
(写真を取り忘れてしまいました。ラム肉のバーガーもありました)

読書をしていたら何故か腹が減ってきたので、
ハンバーガー食べたくせに、サンドイッチとビールをコンビニで購入。
ビールのお味はさっぱり目。サンドイッチは日本と似ています。うまい。

もうすっかり馴染んだ味を楽しんでしまいました。
帰国ムードです。

こちらは、空港に会った撮影スポット。きれいなオブジェです。

アルファベットにあるとおり、「チンギス・ハーン空港」という別名もあります。
外国の空港は歴史上の英雄の名前を冠していて、カッコいいですよね。


3.帰路
夜中の12時頃にウランバートル空港を出発し、
5時間後に韓国のテグ空港に到着。


未明に浮かび上がるハングル文字。テグは、漢字では大邱、アルファベットではDAEGU。


夜明けに、空港付近で見かけた記念碑らしきもの。現代アート感があります。

10時過ぎにテグ空港を出発、13時ころに成田空港に到着。
その後に、新幹線にて地元へ帰郷。
帰宅後に、スーパー銭湯に入ったのが、とてつもなく気持ちよかったです。
(モンゴルではシャワー1回のみだったので…。)
いつもの海外旅行とは違い、散歩くらいしかしておらず、
行動するにもスケジュールをまったく気にしていなかったので、
疲労はあまりなかったです。
今は、ときどき草原の静けさと愛らしい動物たちを懐かしんでいます。

4.最後に


おそらく子羊の骨と思われます。

こっそりと自分用のお土産として、草原での拾い物を持ち帰りました。
ツノが折れないように、バスタオルで丁寧にくるみました。
動物の血、肉、フン、草原の植物が付着していたら、
検疫を通過できるのか?という心配がありましたが、
すっかり乾燥しきっていたせいか、何事もなく持ち帰ることに成功。
(カバンを開けてみてください、と言われることも無かったです)

モンゴルの自然の厳しさと、動物たちのプライド、生命の神秘がにじみでてくるようで、本当に良いおみやげになりました。
帰国から2ヶ月ほど経ちますが、モンゴルと日本の環境はかなり違うので、普通に暮らしていると、ときどき「そういえばモンゴルに行ったんだよな」ということをイマイチ信じられなくなることがあります。
モンゴルの草原と、そこで静かで粛々とたくましく生きる動物たちを思い出させてくれる大事なお骨です。

ここまで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございます。
モンゴル旅行記を自分なりに満足して書き終えることができました。
スキしてくれた方々、特にコメントを頂いた方、とても励みになりました。

旅行は、それなりの日数とお金を使います。
何かが手元に残るかというと、モノとしてはあまりないかもしれません。
しかし、思い出が心にしまわれて、時々なつかしくなって、
時には、自身の行動や将来の目標に影響を与えることもあります。
万人には共通しないかもしれませんが、旅行は素晴らしい自己投資です。

いずれ、過去の旅行写真でも掘り返して、アップしていければと思います。

がんばろう。 ビッグになろう。

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