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【書評】エブリシング・バブル 終わりと始まり【エミン・ユルマズ】※一筋縄ではない国際情勢

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こちらの本から、印象に残った文章を紹介します。
あらすじをチャットGPT(通称:チャッピー)に頼み込んで、
要約してもらった内容も掲載します。

1.印象に残った文章

地政学リスクの高まりが何をもたらすのか。
前述したように、真っ先に考えられるのは
インフレの昂進(こうしん)である。
 ※昂進…高い度合に(まで)進むこと。

PART3 新冷戦の中で日本が生き残るための活路を考える

この本は、トルコ人エコノミストである、エミン・ユルマズさんによる本です。
経済の仕組みと地政学をあわせて、わかりやすく説明しており、
個人投資家だけでなく、政治・経済にご興味のある方、地政学を学んでみたい方にもよろしいかと思います。
200ページほどの量で、専門用語も少なく、初学者にも分かりやすい文体ですので、パッと手に取るにふさわしい本ですね。

日本も台湾、中国などの地政学リスクをはらんでいますよね。
自分の財産をインフレから守るためには、現金で保有するのではなく、
インフレに強い資産に置き換えていくことを勧めています。
その例として、株式、不動産、金(きん)を挙げています。

引用部は、端的にそれを示しています。
折しも、ウクライナ情勢、中東情勢、中国の動きを受けてどうなったかというと、日本にもインフレの波が押し寄せてきました。
ということで、こちらの文が印象に残ったわけです。

2.あらすじ

本書は、世界的な資産バブルの形成とその崩壊について考察し、新たな経済の始まりを描いています。著者は、株式、不動産、暗号資産など、あらゆる資産が連動して膨張する「エブリシング・バブル」の背景を分析。低金利政策や過剰な金融緩和が富の不平等を拡大し、実体経済との乖離をもたらしたと指摘します。崩壊の予兆として、市場の過熱や政策の限界が挙げられますが、著者はこれを悲観的ではなく、次の経済パラダイムへの転換点と捉えます。持続可能な成長や新技術の活用を通じて、豊かさの再定義が必要だと提案。危機を乗り越え、より公平な未来を目指すための視座を提供しています。

チャットGPTによる250字の要約


すべてがバブルにつつまれていきそうなイメージですね。

3.最後に私の落書
読みながら、自分の無知が悔やまれてきました。(苦笑い)
「今のウクライナは、ロシア本土を直接攻撃する機会が少ない。なぜなら、ウクライナに対し、西側諸国から提供されているさまざまな武器には、ロシア本土を直接攻撃しないという条件が付されているからだ」
という端的に分かりやすい文章がそこかしこにあります。
「だから戦争が長期化してしまうのか〜〜」なんてうなっておりました。

これからも読書はコツコツ続けていきます!
本当におすすめの本ですよ。

がんばろう。 ビッグになろう。


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