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【書評】給料の上げ方〜日本人みんなで豊かになる〜【D・アトキンソン】※経営者にプレッシャーをかける?

こちらの本から、印象に残った文章を紹介します。
最後に、チャットGPT(通称:チャッピー)に頼み込んで、
要約してもらった内容を掲載します。

忠誠心は、給料アップのためには不要です。
いたずらに忠誠心を示すべきではありません。
1人でも多くの社員が、経営者に「いつ転職してもおかしくない」と思わせること。それこそが、経営者への最大のプレッシャーになるのです。

第3章「目的」 毎年4.2%の賃上げを実現する


あらすじにも触れてきます。(アマゾンの紹介から抜粋です。)

〜〜〜アマゾンより引用〜〜〜

日本人の実力は、こんなものではないーー。

在日33年、日本を愛する伝説のアナリストが、
「給料の本質」と「日本人の給料を上げる方法」を明かす。

いまこそ、
自分のために、仲間のために、
そして日本のために動きだそう。

〜〜〜引用ここまで〜〜〜

イギリス生まれの著者が、ここ数十年、他の先進国と比較しても、
給料が上がらない理由と対策を教えてくれます。

また、新しい視点には感銘を受けました。
例えば、次のような主張です。
「雇用形態を柔軟にしたのは政府だが、それを活用して非正規雇用を増やしたのは各企業である。そこで、女性を中心に、それまでと(正社員と)同質の労働をさせておきながら、給料は安くしていることから、平均賃金が上がらないのだ。深慮せずに、何事も「国が悪いんだ」という短絡的思考がそこには見える。
原因と結果を細かく説明していただけるのが、私くまおとしても、良い思考訓練になります。
「『いいものをより安く』は、もはや日本の自己満足に過ぎない悪習である。」なんてのも、響きますね。

最近の私くまおは、投資にも力を入れてきており、含み益の増えるスピードが上がってくると、職場に対しても一定の距離を保つことができるようになりました。
明らかに不公平な業務配分をされたら、理由も含めて、管理職に伝えるようにしています。評価が下がり、給与が多少下げられても、割り切れるようになっています。(もともと不公平なことに対して、主張することが低評価につながることには憤りを禁じえませんが(笑))

最後に、この本をチャットGPT君が、要約してくれましたので、記します。

『給料の上げ方: 日本人みんなで豊かになる』(著:井上達彦)は、日本の経済と個人の給与に焦点を当てた一冊です。本書は「給料を上げる方法」を、個人と企業、さらには国家の視点から具体的に提案しています。著者は、日本の給与が上がりにくい理由を明らかにし、その背景として労働生産性の低さや企業文化の問題を指摘しています。

解決策として、個人のスキルアップ、企業の経営改革、そして政府の政策支援を挙げています。特に、労働生産性を向上させるためのイノベーションや、適正な成果主義の導入が重要だと説いています。また、働く人々の幸福度が向上することで、経済全体が発展し、日本全体が豊かになる未来像を描いています。シンプルな言葉と実例で、多くの人に「行動する」意欲を与える一冊です。

いい年のくまおではありますが、自分なりのポリシー、行動力を持っていくためにも、大変良書でした。



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