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もう一度、プロ商人になる。
今日の先生は 新庄剛志 先生 ( @shinjo.freedom ) 。
今朝、新庄さんの Instagramライブ配信にて、
「ホームランを打とうとしない。気がついたらホームラン。」
という一言を聞いた瞬間、抑えてたものが一気に開封されたように、ブワッと涙が出てきました。
ああ、だからしんどいのか。。。と。
最近、いつもホームランを打つことばかり考えていました。
ホームラン打てばなんとかなる!!!みたいな感じ。なんじゃそりゃ🤣だけど、そんな感じでした。
ノートに
気がついたらホームラン
と書いてみて思ったんです。
この感覚ってどんな感覚なんだろう。
私の「気がついたら」
と
新庄さんの「気がついたら」
は、何かが違うのかもしれない。
「ホームラン」も違うのかもしれない。
知りたい❗❗❗
ということで、以前購入していた
「もう一度、プロ野球選手になる。」
を拝読中です。
「夢は何度だって叶う」という一言からはじまり、
夢を叶えるために絶対に必要なもの「勘・経験・度胸」で改めて、
私の夢ってなんだろう?と立ち止まる。
「勘」と「経験」が2つ揃っていたものがいくつかあり、
あとは「度胸」つまり「発信・宣言」だ❗
と気がつけて、やりたかったことが鮮明になってきました。
この度胸が本当にするか・しないかで、、、
「迷いだすと夢は終わる」。
それは何度も経験したことがあるので、迷う隙は与えない。
それなら、、、
夢に向かって前進したいと思います。
私は、商人になることをめざします。
ただの商人ではなく、自利利他円満商人。
私は数年前、清流魚の養殖場の後継者として仕事をしていました。
その時に、何度か商談会に参加したことも。
商談、、、それは全く未経験の世界でした。
でも、人がたくさん集まって、各々の自信作が集まり、お互いに脈・ルートを繋げる場所というのはなんとなく感じていたので、とってもワクワクしました。
だけど、全く知らない人に商品を紹介するのにも自信がないし、どんな感じなのかもわからない。
ただ自分が持っているものは、この商品と商品の素材たちとその過程、そして豊かな大自然が熊野にはある!ってことだけ。
いざ参加したら、知らないことを聞かれたらどうしよう!とか思ってヒヤヒヤしながら毎回参加してました。
好きな商品と自然たち。話さないと知ってもらえない。売上も伸ばしたい。
それでもなかなか話せなかったんですが、暇だったので(笑)、周りのブースの人たちが何を話しているのかをこっそり聞き始めることにしました。
声の掛け方、佇まい。
最初は笑顔も作っていたので、めちゃくちゃ顔が疲れました(笑)。
続けて観察しては使ってみる、、、使ってみようと思っても使えない自分にガッカリ。
怖い。。。この気持ちとの戦いでした。
怖いのに続けるのには、最初の商談会が効いたから。
最初の商談会で、この辺の地域ではかなり有名なリゾートホテルとの個人商談をお願いしました。
「あの」ホテルの担当者はどんな人なのか?
どんなお話をするのか。
どんな商談を繰り広げるのか。
期待とワクワクがいっぱいで、ガチガチ緊張で挑戦しました。
その担当の方は私が期待していた様子と真逆でした(笑)。
そして、時間のない面接官かというくらいにすぐ、
「うちは海がメインだから川魚はね〜・・・正直言ってお客様は求めてないんですよ。」
とハッキリ言われました。
アウトオブ眼中だから、話すことないんだよねって感じで。
正直、超ショックでした。
「うちの県はどう見ても海が推しでしょう?山はねぇ。うちのお客様は求めてないんですよ。海を求めてきてるのに、山はねぇ。」
わたしは自分の目だけでなく、耳も疑いました。
これがあの有名なリゾートホテルなのか??と。
私は未経験とか世間知らずとか関係なく、怒りにも似たような気持ちが湧いてきました。
そして、
この綺麗な海の幸が楽しめるのも、山があるからですよね?海があるから山もあるのを感じてもらうという視点は、あなたにはないんですか?海も山も繋がってますよね?
と言ってしまったのです。
「それはそうだけど、、、でも海がメインでしょう?うちの県は。」
この一言で私はここのホテルには絶対に売らない❗と決めました(笑)。願い下げってこういう時に使うのかとも思いました。
そして同時に、自分の未熟さを痛いほど感じました。
今思い返すと、そのホテルは海ワールド全開でいきたかっただけなので、山のことは取り入れる予定は微塵もなかったのだろうなと。好みなんですよね。
だけど、
商品のことが好きでも、やはり伝えること、言葉にしないと価値は伝わらないし、生まれない。
わたしは言葉を知らなさすぎる。
必要としている人に届けることがポイントなんだろうなぁ。
でも、その必要としている人って、果たしてどこにいるんだろう???
悔しい気持ちが胸いっぱいになりながらも、そう思ったことを憶えています。
その半年後、県のおはからいで、関東方面の超有名なラグジュアリーホテルしか来ない商談会に参加する機会をいただき、思いきって1人で出店しました。
(社長は参加前から「泣く羽目になるから行かない」と言って同行しませんでした)
制限時間は2時間しかなかったので、自分が伝えられる「好きだー!!!」を全力に放ち、全力で立ちました。
そしたら、出店している中でもダントツのすごい人集りになってしまって、
2時間話し続け、
50枚くらいあった名刺もなくなり、
たくさんのサンプル発注をいただきました。
個人商談まで設けてくださるホテルさんもいらっしゃり、
中にはメニューまで考えてくれたり(想像するだけで嬉しくて飛び上がりそうでした)、
私個人のことを応援したいと言ってくださるホテルさんたちもいらして、
すんごい楽しかったんです❗
お互いがお互いに高めあう感覚。
お互いがお互いを楽しむ感覚。
お互いがお互いを発展していく感覚。
そして、求めていた感覚。
これがラグジュアリークラスの商談なのか、と圧倒もされました。
そもそもの視野が違うし、発想力がものすごく豊か。
個人商談会の時、
とても有名なホテルの料理長さんから
「時代は進んでいるんですよ❗
今、求められているのは「感覚」なんです❗」
と聞いた時に、ものすごく衝撃を感じました。
「信じていたもの」が一気に崩れ去った感覚で、もしかしたら今まで身近で見ていたことは違ったのかもしれない。
そう、ハッキリと思いました。
ラグジュアリーなホテルでは全く過ごしたことがなかったので、話を聞きながらほぼ妄想状態でしたが、そんなことが起きたら本当に楽しいだろうなぁ〜っ!頑張ろうー!!!って思いながら、商談会は終了。
2時間の中で、すごい良い経験をさせていただいたことに、感謝でいっぱいになりました。
意気揚々と結果を社長に伝えたら、「関東方面からはバブル崩壊してからずっと見放されたんだ。今さらそんなわけない。」と信じてくれず(可哀想な記憶・笑)、
せっかくのチャンスも社長の判断で流れました。超残念だったし、哀しかった。
ホームランを打つチャンスも、また掴むチャンスも、本当にその人次第、思い込み次第なんだなぁって思いました。
その翌年に退職し、商談をすることは一切なくなりましたが、
自分がお気に入りの商品を買おうとスーパーへ行くと、
商品の前で、もの凄く悩んでいらっしゃるお客様がいると、ついお気に入りの商品をオススメしてしまいます(笑)。
声を掛けようか、どうしようかと迷いが出始めかけたとたんに声をかけてしまいます。
「これいいですよ〜」って、本当にシンプルに。
そうすると、嬉しいことに購入を決めてくだる方ばかり(笑)。
気に入った商品は、五感で感じるので、どうしてこんなにおいしいのだろうか?と背景が知りたくなり、WEBサイト等も見るので必要となれば話せるのです。
知ることで感心するから、自然と入ってくる感じ。
神社もそう。
旅行されてる方やご祈祷したいんだけどって方から「ここら辺でオススメの神社はありますか?」と聞かれたら、
その方が日頃気になっているキーワードから提案しています。
実際にお詣りされた方から後日、「よかったですー!」と御礼を頂き、嬉しい気持ちになったりします。
私の場合、実際に経験したこと、体感したことからご提案したり、お話したりしています。
なので、伝えられるんです。
私が神奈川県から熊野本宮に移住したのも、それが大きかった。
熊野本宮が好きすぎて、土地と結婚できたらいいのに!と思うくらいにぞっこんだったのですが(結果、本宮出身の旦那さんと結婚した笑)、
都会で熊野を応援したり、情報発信したらいいじゃない?
と言われることが多々ありました。
でも、私にとってはそれは、自分に嘘をつくのと同じで、「事実と真実」から外れていると感じたのです。
好きなのに、そこに住んでないのはなぜ???
好きなのに、そこで暮らして伝えられないのはなぜ???
辻褄が合わないのです。
そこは絶対に譲れなかった。
なので、
心のタンスの肥やしにしていた「夢」。
新庄さんからいただいた機会として、本日から開封することにします❗
自利利他円満商人として活動していきます。
私の場合、
《もう一度、プロ商人になる。》
という物語のはじまりです。
新庄剛志さん、本当にありがとうございます!#新庄剛志 さん会いたいなぁ!
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