哲学についての思案
哲学とはなんぞや?
幸福を考えること?
この世の真理を追うこと?
よくわからん独白?
全て正解だと言える。
哲学とは考えることそのものなのだと私は思うのだ。人は考える葦であるという言葉には多くの皮肉が含まれている。
歴史上人類は似たような失敗を繰り返し、個々人は己の欲望のためだけに行動し破滅を招いている。
ソビエト連邦崩壊が良い例だろう?
確かにソ連の計画経済は欠陥だらけでどうしようもなくどうにもならないモノではあったがその欠陥とは別に国民が労働をサボりにサボるという愚行を犯したことによってあそこまであからさまにかつ早急に瓦解したのだから。
実際国家を運営するにあたって理想的な運営方法は最低限の食料、衣服、住処を国民全体で作ることなのだ。それ以上のものが欲しければ己で作るか。欲しいものに多くの資金を投入し買えば良いのだ。
それでは貧困層が抜け出すことは叶わなくなってしまうではないかまるで奴隷のようだなどと言う馬鹿げたことを言うものがいるが、
今も変わらないだろう?
ならば最低限の生活が約束されていてかつ頑張ればプラスで豊かになれるという方が今の世界の相対的貧困を見れば一部の金持ちから多額の税金を取りそれを多数の者に生活の保証という形で配った方が面白いものも増えなおかつ国家も豊かになるのではないか?
などと人類が人類たらしめ多数の国家が存在する限り実現は不可能であろう、いわゆる下らないことをひたすらに考えることが哲学なのではないかと思うのだ。
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