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章題のところにある青春ポイント増減見るの好きだった 雑記2024-02-06

世界一面白いライトノベルの一つである「電波女と青春男」を読み返している。この前、ブックオフで全巻売ってるの見つけたから買っちゃった。面白すぎる。
自分が初めて読んだライトノベルがこの作品なんだけれども(メディアワークス文庫をライトノベルとするなら「ビブリア古書堂の事件手帖」になる)、そこからずっと世界一面白いままだから凄い。今も、笑いながら感動しながら、痛々しさを感じながらおもしれ~って読んでる。
中学生の頃に初めて読んだはずだから、そこから10年ほど幾度となく読み返している。自分の人生には「電波女と青春男」ががっちりと組み込まれている。というか、入間人間の作品が自分の人生に組み込まれている。「砂漠のボーイズライフ」は演劇部だったこともあって何度も読み返したし、「時間のおとしもの」の持つ絶望感みたいなものは今思い出しても凄い嫌な気持ちになる。「僕の小規模な奇跡」はヒロインが可愛すぎるし、読むたびに泣いた。「660円の事情」も好きだったな〜〜。これもリアルに本がボロボロになるまで読んでた。
思い返したら、凄い色々言いたくなってしまった。誰も読んでない作品の話をしている。
まあ、何と言うか好きなんです、入間人間。奇跡や祈りみたいな不確かなものへの向き合い方が素敵というか、その価値観は確実に自分の考え方に影響を与えている。それに、どうしようもなく取り返しがつかない状況の書き方なんかもゾワゾワと嫌な気持ちが肌を駆け巡る(クロクロクロックとか特に)。風景や心理の描写に存在する生々しさはその空間にのめり込まらせる。
あー、とにかく好きです。もっと全部話したいな、読んだことある作品全レビューとかしようかな、今度。本当にしたい。
それでは、ここでお聞きください。エリオをかまってちゃんで、Os-宇宙人。

良い曲です。作詞作曲が、神聖かまってちゃんのの子さん。もうあなたしか受信できないのって…最高だぜ。

あー、そういえば最近は本をめちゃくちゃ買いました。全部で15冊くらいか?週末にガーッと買っちゃった。うち半分以上は、まあ「電波女と青春男」な訳ですが。他にも歌集や新書、漫画などを買った。
あ、そうだ。「シメジシミュレーション」という漫画の話をします。週末に買ったやつです。こちらは、少女終末旅行の作者つくみず先生の最新作なんですが、めちゃくちゃ面白い。でも、完結しちゃった…前5巻。少女終末旅行も前6巻だったし、これくらいの長さの作品を得意とする感じなのだろう。「シメジシミュレーション」は引き籠もってたら頭にシメジが生えた女子高生が学校に通い始めたら、頭に目玉焼きが乗ってる女の子と出会うというところから始まる作品なんですが、これが、まあ、凄い。序盤は緩い4コマ的な感じで進んでいくんだけれども、どんどんSF的になっていく。あるいは、哲学的になっていく。最終巻は、漫画として破綻するかもしれないギリギリのラインなんじゃないか?という辺りまで世界が凄いことになっている。美しすぎる。 作者の思索とエンタメ性がどちらも凄い詰め込むことで成立している。いや、エンタメと言うには話が複雑すぎるかもしれない。まあ、面白すぎるから関係ないか。
この作品は、ちょっとまだ全体像が掴めてないから言えることは少ないけれど、つくみず先生の描く関係は美しいなぁと思います。あと、混沌や秩序といったものの描き方?少女終末旅行は世界の混沌が秩序に収束していったし、シメジシミュレーションは作中で急激に混沌が生まれていた。
まあ、感想は思いついたらもっと書きます。あと、一つだけ言うなら今手元に本がないからあれだけれど、最終巻の何処かにあった「電車」の説明書きが綺麗すぎた。「……に運行が生じる」のところ。良かった。
はい、それではここでお聞きください。チト、ユーリで「More One Night」

少女終末旅行のED曲です。ヒゲドライバーがいます。もうおわんないっ!
「ふたりぼっちの世界は本日も回っている」って歌詞、愛してる。

はい、今日は好きなことを沢山喋りました。何かが潤った。ハッピー。

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