【OST】ラブライブ!スーパースター!! 第6話 夢見ていた
皆さん、うぃっす~
Kumampetです。
前回から一週間更新をさぼってしまいすみませんでした・・・・
今週から気を取り直して続き、やってきましょう!!
今回はアニメスパスタの中でも屈指の神回、第6話のOSTまとめをやっていきます!!
ぶっちゃけ曲が難解すぎて探すのに苦労しました・・・
ただ、その理由もいろいろ考えていくとこの6話に製作スタッフがどれだけのこだわりで描いてきたかが伝わってきました。
その理由も後ほど述べていこうかなと思います。
夢見ていた OST使用楽曲リスト
1話ぶりの「前回のラブライブ!スーパースター!!」が存在しない回
ラブライブ!の伝統芸(?)として1話を除く回は原則前回のお話の振り返りが入ります。
一応ラブライブは全話数が時系列としてつながっていることがほとんどなので、それが通例となっています。
ただ、この第6話はそれがぶち壊されました。(厳密にはもう一話存在する)
ラブライブ!に限らず、特殊OPや特殊EDが入る話数は決まってヤバいお話であることはアニメをよく見る方なら察しが付くでしょう。
つまり、その例に漏れず、スパスタ第6話も相当なやばい回でした。
ストーリーについてはここではあまり触れませんが、そんなヤバい回には劇伴も当然ヤバいものがぶち込まれていました。
それをこれから見ていこうと思います。
「幼い日の思い出」CD音源とだいぶ違う
だいぶ違うというといささか語弊がありますが、CDに収録されている音源と実際に劇中で使われたフレーズに差異があります。
どこが違うのかというと、かのんが「こらー!」って出てくるシーンの音源がCDでは存在しないという点です。
秒数でいうとアニメの0:47~1:20のところです(冒頭のサンライズの尺も含みます。それがないバージョンはここマイナス8秒してください)
結構長いですね。
私の聞き漏らしでなければここのフレーズはCD音源には存在せず、ほかの楽曲でも流用されてはいませんでした。
「好きだけじゃない」がまあやばい
語彙力無くてほんとすみません・・・
でもこの曲はマジで制作陣やってくれたなと思いました・・・
この曲はこの6話に2回登場します。
一回目はかのんが神津島で悠奈とヨガをしているシーン
二回目はその夜にかのんが千砂都と電話をしているシーン
「歌が好きだからスクールアイドルをする」
今はそう思うようにしていると答えたかのん。
ーダンスが好きだから私とは別行動を選んだー
そう思い込んでいるかのんに悠奈が疑問を呈した。
ここまでが1回目の「好きだけじゃない」の登場でCD音源の0:00~0:38までが使われています。
そして2回目はその続きである0:39~が使われています。
一曲を通して千砂都の好きだけじゃない理由でかのんとの別行動をとろうとした理由に気づくかのんの心情を表現している楽曲に仕上がっていたわけです。
曲を切るタイミングも切り替わる雰囲気もすべて完璧すぎてこれには脱帽しました。
「想いはひとつ」も作中とCD音源に差異がある
この曲は東京の千砂都に会いに来た時に流れる曲なのですが、これも「幼い日の思い出」同様にアニメの尺に合わせたアレンジがかなり効いている曲になります。
アニメの17:24~17:51(同様にサンライズ版ではない場合はマイナス8秒)がCD音源にはありません。(ちょっとあやふやですが)
具体的に言うと千砂都の手がかのんの手から零れ落ちて、後ろを向いてしまってから再度振り向くまでの間
この間のモヤモヤしている千砂都の心情を表すかのフレーズがCD音源にはありません。
どうして存在しないフレーズがあるのか
いろいろ理由は考えられます。
それは意図したものである場合や、製作上の都合という場合もあるでしょう。ただ、ここではせっかく考察できる場でもあるので、当てつけかもしれませんが、私なりの解釈を語りたいと思います。
千砂都の昔と今
作中でも語られていたように、千砂都は昔はいじめられっ子でした。
「昔の私は気も弱くて、体力も無くて、いつも何かに怯えてた」
千砂都が回想するシーンでこのように話しています。
でも、この6話が終わってからはどうでしょう?
千砂都はダンス大会で優勝しLiella!に加入。念願の夢だったかのんと一緒のことをする。かのんの隣に並べる人間になるという目標を叶えました。
それは同時に過去の自分との「決別」も意味すると考えています。
では、それを音楽で表現するとなればどのように表現すればよいでしょうか?
今回の場合は「フレーズを抹消する」ということでそれを実現したと考えています。
ただ、すべて消し去ってしまったらそれは千砂都ではなくなってしまう。
ただの記憶喪失、あるいは過去への怯えなどにとらえることもできます。
消さなくてはならないのは、今の自分とはっきり違うところ。
例えば「かのんに助けてもらう」こと
千砂都はもうかのんに助けられっぱなしの存在ではなくなりました。
かのんと同等に並び、かのんとともに歩めると自信をもって言えるようになったのです。
「幼い日の思い出」はもちろん嫌なことばかりではなく、かのんと共に過ごしたかけがえのない愛しい時間も含まれています。
それらも含めて今の千砂都の「幼い日の思い出」を体現したのがCD収録版の「幼い日の思い出」と「想いはひとつ」なのではないかなと考えました。
さいごに
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
千砂都推しとして想いが爆発してしまい散文となってしまいましたが、第6話のOSTはかなりおもしろい点がたくさんありました。
やっぱかのちぃなんだよな
次回もお楽しみに!!
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