経済と投資 ~ 世界の潮流とこれからについて考えてみる ③ ~

こんにちはm(__)m

今回は、前回触れた預貯金、株式等への振り分けについて記載してみたいと思います。

前回までで、全て預貯金として保有しておく事も、ひとつの投資という事を記載しました。

所得のうち、生活費等必要な資金を除いた残り(フリーキャッシュフロー:FCF)をどのように振り分けるか、これを、
『アセットアロケーション』とよぶ事があります。

例えば先の例でいうと、100%現金預金に振り分けている状態です。

ひとつのアセットアロケーションの例としては、
35%:現金預金
30%:国内株式
15%:国外株式
10%:国内REIT
5% :国内債券
5% :暗号資産
という感じです。(※1)
(現金等を除いたものを指す場合もありますが、ここでは現金を含めた例としています)

イメージとしては、お金(FCF)にも働いてもらおう('ω')ノ、という感じでしょうか。

そして、じゃあ国内株式は何と何を買おう、国外株式は・・・と決めていくのが、
『ポートフォリオ』となります。
基本的な考え方としては、やはり分散投資になってくると思います。
即ち、ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターン等を上手く組み合わせる、という感じです。
言うほど簡単ではありませんが、何らかの事象が発生した際、
保有している何かの価値が下がった時、別の何かが上がるように組み合わせると、リスクヘッジとしては良いといえます。


これはその人の目的(目標)にもよるので、一概にどうとは言えません(汗)。
ただ、よっぽどの世界恐慌や災害は別にして、何らかの事象によって、保有する全ての金融資産が影響を受けるようなポジションの取り方は避けるべきかと思われます。

安定的にいきたい人、多少リスクは増えても収益率を高めたい人によって変わってきますので、
その人その人に合わせたアセットアロケーション、ポートフォリオが重要となります。

本日もお読み頂きありがとうございましたm(__)m

※1
現金預金は30%(1/3)くらいが良い、とか、生活費3か月分が良いなど、いろんな話がありますが、
勿論人それぞれであり、絶対的な正解はありません(゚Д゚;)。
(あるなら全員そうしていますかね(笑))
一人暮らしか結婚しているか、子供がいるか等でも変わってくるはずです。

~ 余談 ~
尚、とある証券会社のセミナーにて聞いたのですが、
個人の現預金、有価証券(投資信託含む)の保有割合が、
アメリカは13%、55%
日本は54%、15%なのだそうです(2021年)。
きれいに反対になっている事が見て取れます。


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