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ホットミルクを適温で飲むことの難しさについて

ホットミルクが好きだ。
幼少期は牛乳が苦手で、給食のたびに岩田くんにあげていたのだが、大人になってから好きになってしまった。

もちろん冷たい牛乳は最高だ。ハトサブレーをひたひたにしながら飲む牛乳が特に好き。以前「小麦粉+砂糖+卵=○○」という記事を書いたように、小麦粉と砂糖と卵と、そして牛乳でできたものたちの味の安心感ったらない。

でもやはり、冬はホットミルクだろう。
寝る前に飲んでもよし、朝に飲んでもよし。
今朝はとっても冷え込んだので、朝に一杯。
本来なら丁寧に小鍋などで作りたいのだが、在宅勤務をしつつなので、もちろん電子レンジのお力を借りる。

パッケージを見るたびに思うのだが、明治の「おいしい牛乳」は本当においしい。こんなにもシンプルで印象付ける商品はなかなかない。商品名に嘘偽りなく、おいしい。(ちなみに、最近発売された「おいしいミルクコーヒー」もとってもおいしいので、見かけたら是非試してみてほしい)

マグカップ1杯で600w、1分20秒くらいの目安らしいのだけれども、ベストな温め時間はその日の気温や湿度にもよる。今日はそれよりもちょっと長めに20秒ほど追加して熱々になった。

あつあつのミルクを、膜が張らないうちにスプーンでそっと混ぜる。ちょっと甘い気分のときは、ここではちみつを入れるのも良い。

しかし問題なのは、「ホットミルクを適温で飲むのが難しい」ということだ。

あつあつのうちは、舌先を火傷するのがオチ。早く飲みたくて大体火傷する。
まだかー、まだだよなあ、と思いながらマグカップを手元に置き、冷めるまで仕事しようとパソコンに向き合う。冷めるまで冷めるまで…と、途中まではホットミルクが脳内の中心にあるのだけれど、メールやらなんやらを返していると、私はつい、目の前のマグカップの存在をスカッと忘れてしまう。鳥頭すぎる。

ハッ!!と気づいた頃には、ホットミルクはホットではない常温に近いミルク…。おいしいけど…うーん…となって、またレンジで温める。また火傷する。冷めるまで仕事。常温ミルク。この繰り返しなのだ。

明日こそ、ホットミルクを適温で飲みたい。そのためには朝早く起きて、ホットミルクが冷める時間を、「何もせずに」ただぼーっと待つことができる時間の余裕が必要なのだろう。

早起きをがんばろう、と文字を打ち込みながら時計をみたら、深夜0時を回っている。いっそ今からホットミルクをつくろうか、と思ったが牛乳は切れている。やはり明日起きて、牛乳を買いに行こう。
私の適温ホットミルクチャレンジは続く。

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