カフェ
カフェが好きだ。
…と言ってもコーヒーの味の違いが分かるような舌は持っていない。
カフェの佇まいが好きだ。
正確に言えば佇まいが好きなカフェに行く。
自分の好みを知っている友達が教えてくれたカフェに行ったり、雑誌で見かけたカフェに行く。
・外装/内装/メニューの可愛さ
・非日常感
・チェーン店じゃない
「可愛さ」はロリポップだとか甘々なかわいさではなく、
温かみのあるかわいさ。
ユルさ。
そこに少しオシャレな感覚があればなお好き。
非日常感。
ここで言うカフェは、ただコーヒーを飲むための場所ではない。
エンターテイメントでもある。
森のようなカフェ。
絵本のようなカフェ。
日常にはない心の動きを楽しめる場所が好き。
チェーン店じゃない方がいいのは、
こんな所あるよ!と
友達に教えたいだけ、の理由。
この3つの条件は喫茶店に限ったものではない。
レストランでも。雑貨屋でも。
「カフェは野良猫のようだ」
…みたいな言葉を昔どこかで見た。
野良猫のように突然現れて、
突然消えていく、
カフェはそんな存在。
そんな感じの意味だったと思う。
その儚さも好きな理由の一つかもしれない。
おわり
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