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薬局向けクラウド型レセコン事業を展開する株式会社プレカルが資金調達
薬局向けクラウド型レセコン事業を展開する株式会社プレカルが資金調達したとのこと。
レセコン事業について思うこと
まず、薬局レセコン業界に近年新規参入した企業があったことに驚き。
レセコンは調剤報酬算定エンジンの開発や、基幹システムとしての導入前・導入後のサポート、調剤報酬周りの問い合わせ対応など、対応すべき範疇は多い。同じ基幹システムの電子薬歴システムと比較しても、事業としてのハードルがとても高いと感じる。
製品紹介ページを見たところ利用料0円謳っているが、製品利用以外の部分がどうなるのかについては製品紹介ページからは確認できなかった。
レセコンはどのメーカーも高額だから、クラウドで安く利用できる製品があれば、という発想であると思うがどのようにマネタイズ、サポートしていくかか気になる。
薬局システム界隈で近年参入しているカケハシ社、ソラミチシステム社、アクシス社等が挙げられるが、主に電子薬歴システムの提供でありレセコン事業には参入していない。
薬局向けレセコン事業を展開するのは、家電メーカー系列の老舗が多く、レセコン単独での新規参入は聞いたことがない。。。
補足)創業者の経歴
プレカル社の創業者大須賀善揮氏の経歴について気になったのでGPTSerchで整理
創業前の経験
薬剤師経験: 大学卒業後、薬局・大学病院で薬剤師として勤務。
介護施設向け調剤薬局の開業: 2017年1月に介護施設専門の調剤薬局を開業。
プログラミングスキル習得: 2018年5月、「DIVE INTO CODE」の即戦力コースを修了し、自社で使用するWebシステムの内製化を実現。
起業と事業展開
創業: 2019年7月、ヘルスケア領域のスタートアップ「プレカル」を設立。
アクセラレーター参加: Open Network Lab(オンラブ)のプログラムに参加し、事業方向性を模索。100店舗以上の薬局へのヒアリングを経て現在のサービスを構築。