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彼女が猫になっちゃった!?

ある日のこと…。

夏:ふぁぁぁ…よく寝た…

藤吉夏鈴はゆっくり起き上がると眠い目を擦って横ですやすや眠る彼氏の○○を見る。

夏:まだ寝とる…起こすん悪いからそっとしとこ…

夏鈴は○○が起きないようそっとベットから出ると寝室を出た。

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夏:顔洗おって…ええ!?

洗面台で顔を洗おうと鏡を見た夏鈴は驚く。

夏:なんやこれ…?猫…耳?

そう夏鈴には猫の耳が生えていたのだ。

夏:え?これ取れんやつ?あ、あかんやつや…

自分の猫耳を引っ張ってみて確信した夏鈴。

夏:ってことはまさか…

夏鈴が自分のお尻の方を触ってみると予想通りのものがあった。

夏:やっぱしっぽも生えとるよな…

見て分かるほどに落胆する夏鈴。

夏:どうしよ…これじゃ仕事いけんで…何よりこんな格好○○にも見せたない…どうにかせんと…

夏鈴が策を考えていると…。

○:夏鈴〜どこ行ったー?

リビングで○○が呼び掛けてる声が聞こえてきた。

夏:やばっ…○○起きてしもうた…どうしよ…

○:夏鈴〜あ、洗面所に居たのねって…なんでバスタオル顔に巻いてんの?

夏:あ…いや…なんとなく?

○:何となくで巻くものなの?

夏:なんとなくはなんとなく…!それよりお風呂入るから出てって!

○:あ、いやでも…

夏:いいからっ!

○:ちょっ夏鈴!

バタンッ🚪

○○を無理やり追い出した夏鈴。

夏:どうにかせんといかんな…

10分後…湯船に浸かりながら策を考える夏鈴だったが…

夏:(仕事は体調不良で休めるとして○○に見られないようにするんはむずいなぁ……恥ずかしいけど…言うか…)

その頃○○は夏鈴がなかなかお風呂から出ない事で心配になっていた。

○:(夏鈴まだ出てこない…何かあったのかな?)

すると…。

夏:○○…

○:かりn

夏:振り向かないで…!

○:えっ…

夏:まだ…振り向かんで…いいって言ったら向いてな…

○:う、うん…

夏:…これから何が起きても笑わんでよ…?

○:え?…う、うん…

夏:…い、いいよ…

○○は恐る恐る夏鈴の方を振り返る。夏鈴は目をギュッと瞑り顔が赤くなる。

○:え…どしたのこれ?

○○は目の前の猫耳が生えた夏鈴を見て動揺した。

夏:夏鈴にもわからん…でも朝起きたら生えてたんよ…

○:ちゃんとしっぽもある…

夏:こんな夏鈴じゃ○○嫌やんな…?

○:え?なんで?

夏:だって普通と違うやん…人間に猫耳なんて生えてないし、しっぽもないし…

○:どんな夏鈴でも僕は好きだよ!!

夏:えっ…

○:夏鈴がどんな姿になろうが夏鈴は夏鈴でしょ?なら好きな気持ちは変わらない!!

夏:○○…ありがとう…///

○:いえいえー…ってしっぽめっちゃピンと立ってるけど…まさか…

夏:えっ?どういう事?

○:いやー…

夏:何隠してるん?教えてよ?

○:いやー…猫がしっぽピンとしてるのは好意を持ってる時というか…大好きな相手がいる時にする行動なんだよね…笑

夏:あっ…///

○:夏鈴あんまり気持ち表に出さないでしょ…だからどう思ってるか分からない時あるんだけど今のでわかったよ…///僕の事大好きなんだなって…///

それを聞いた夏鈴は顔を真っ赤にした。

夏:そ、そんなんじゃっ…///

○:え?僕の事好きじゃないの?

夏:ち、違う!!好きだよ…!大好きだよ…!あっ…///

○:ちょっと…///照れるね///

それを聞いた○○も顔を真っ赤にした。

夏:○○も照れんでよ…///

○:でも夏鈴の気持ち聞けて嬉しかった…///あ…猫耳触ってもいい?

夏:○○やったら触ってもええで…?///

○:夏鈴…可愛すぎ…///

○○は夏鈴の猫耳を触る。

○:めっちゃふわふわしてる!触り心地いいね!ナデナデナデ

夏:ちょっ…くすぐったい…///

○:夏鈴可愛いよ…///ナデナデナデ

夏:ちょっと!触りすぎ!

夏鈴は○○から逃げた。

○:えぇ〜夏鈴待ってよー!

それを追いかける○○。

夏:いやだー///

2人の家からは微笑ましい雰囲気で溢れていた。

to be continued...?


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