彼女は小さい事に悩んでます
先生:今から身体測定するぞ〜
生徒たち:はーい!
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ひ:ねぇ!〇〇!しんちょうのびた?
〇:のびてない…
ひ:ひかるはね〜3センチのびたんだよ〜!
〇:え!!すごいね!ひかるちゃん!
ひ:えへへ〜!
~~~
ひ:ねぇ!〇〇!
〇:どうしたのひかるちゃん!
ひ:〇〇はすきなひといるの…?
〇:いるけど…
ひ:えっ!!…だれ…?
〇:おしえないっ!…///
ひ:なんでよっ!
〇:はずかしいもん…///
ひ:いいじゃーん!
〇:じゃ、じゃあ…ヒントだけ…
ひ:うん!
〇:ぼくより、"しんちょうたかいこっ”!
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ひ:ねぇ…また身長伸びた?
〇:ん〜?分からないけど
ひ:小さい頃は私より低かったのに…
〇:今では180です(笑)
ひ:くそっ!…私は小学生の時から変わってないですよ〜だ!
〇:まぁまぁ…まだ成長期は終わってないから(笑)
ひ:うわ〜バカにしてるでしょ!
〇:ってかやばいっ!遅刻する!
ひ:急ごっ!
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放課後。
ひ:はぁ…
保:ひーちゃんため息ついてどうしたん?
ひ:ほのちゃん…
保:またあれやろ?〇〇の事やろ〜(笑)
ひ:まぁ…ね…
保:ほんと片想い拗らせてるわぁ(笑)でどうしたん?
ひ:〇〇が告白された…
保:それは日常茶飯事やん
ひ:今回は違うの!!
保:へ?
ひ:〇〇に告白した子隣のクラスの山﨑天ちゃんって子なんだけど…
保:あっ!あの背が高くてスタイルめっちゃええ子やろ!
ひ:そう!〇〇のタイプの子が身長高い子だからピッタリなんだよね…
保:あれま…で〇〇は返事なんて返してたん?
ひ:見てない
保:はい???
ひ:どうせOK出すと思って辛くて見ないで帰ってきた…
保:じゃあ分からんやん!
ひ:でも…
保:このままじゃ〇〇取られちゃうで?今なら間に合うんやない?
ひ:でもどうしたらいいの?もし〇〇が天ちゃんと付き合ってたら…それに私は〇〇のタイプじゃないし…
保:なんでそんなネガティブやねん!行ってみんとわからんやろ!
ひ:う〜ん…
〇:おっまだ教室にいたのかよ〜
ひ:〇〇っ!
保:ちょうどええとこに来たな〇〇!
〇:なに?どういうこと??(笑)
保:まぁまぁここ座って!
〇:お、おう…でなに?
保:ひーちゃんが〇〇に話したい事あるんやって!
ひ:ちょっと!ほのちゃん!
〇:え?なに?俺に話したい事って?
ひ:えっと…それは…(ほのちゃんこれどうしたらいいの?)
保:(ちゃんと〇〇に気持ち伝えるんやで!!)じゃ!保乃はお邪魔だと思うんで帰りまーす!
ひ:ちょっ!ほのちゃん!!(もう!どうしたら…)
〇:なんかすげぇ速さで去っていったな(笑)
ひ:だ、だね…
〇:で話ってなんですか?ひかるさん
ひ:えっと…
〇〇は真面目な顔でひかるを見つめる。
ひ:(そんな見つめられたら緊張する…)…あのさ……
〇:おう
ひ:きょ、今日告白されてたよね?
〇:あぁ〜山﨑さん?
ひ:そう
〇:それがどうした?
ひ:OKしたのかな〜って…
〇:いや、断ったよ?俺好きな人いるし
ひ:えっ!!!断ったの!?
〇:そんな驚く事?(笑)
ひ:だって天ちゃん〇〇のタイプじゃん!
〇:確かに可愛い子だけど俺のタイプではないなぁ
ひ:なんで!?
〇:なんでって…(笑)じゃあ逆になんでタイプだって思ったの?
ひ:前に言ってたじゃん…"僕より身長高い子”が好きって…だから背が高い子が好きなのかなって…
〇:あぁ〜あの時のか〜(笑)……実はあれ、ひかるの事なんだけどなぁ…///
ひ:ん?えっ?えぇ!?わ、私!?
〇:うん…ってか今も好きだし…ボソッ
ひ:ちょっ!…ちょっと待って!…私身長低いよ?150しかないよ?
〇:それ小学生の時だろ?あの時ひかるの方が身長高かったじゃん(笑)
ひ:あっ…確かに…///
〇:だろ?ほんとはちゃんと告白したかったのに…
〇〇は頭を掻く。
ひ:(今なら言える気がする……)じゃあ…今、して…///
〇:お、おう…///
〇〇とひかるは姿勢を正す。
〇:…小学生の時からずっとひかるの事が好きでした…///
ひ:わ、私もずっと好き…〇〇の事が小学生の頃から好きでした…///
〇:俺と付き合ってくれますか?
ひ:はい…///
end.