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034.退院して4年が経ちました。

いつのまにか2023年になってしまいました。
今年初noteになります。

2023年2月5日は退院記念日です。
退院して4年が経ちました。

2病院にお世話になってあわせて3ヶ月入院してました。

2018年11月1日に大腿骨骨折したあと専門学校で授業して終わってから救急車で運ばれて緊急手術が必要といわれ「でも」って渋って医師からレントゲンフィルムをみせながらめちゃくちゃ説得されて手術することを決め即入院からの翌日手術。

以前手術したのは10年経たない程ですが骨折による手術は人生初。まな板の上の鯉状態。

今考えるとよく授業できたなっておもいます(一時汗めっちゃかいて全ての授業おわったら椅子から立ち上がれなかった:付け根が折れてるから超痛い:笑)

手術してもらった病院に2週間いて、その後、リハビリ病院さんへ転院。

手術が成功し一安心。本格的なリハビリがすぐできない状況が続くのでメンタルしんどい頃。


自分の場合は身体的に特殊だったりするので骨がひっついたら本格的なリハビリはじまましょうと転院してから1か月は片足の筋肉強化のみ・・・そのあいだほんとにメンタルしんどかったけどいろんな方のお陰で乗り越えることできました。お見舞い来てくれた方達にほんと感謝です。

普段、夢みることはないのに入院中は「立ち上げれない、歩けない夢」を何度もみてほんとに恐怖でした。

先天性の病気だったりその後の経緯やらを理解してくれてる医師や看護師に「こんな状態で今までよーがんばったねー」って言われて「そんなにすげー大変なんだ」と改めて認識。

これからは「ちょっとだけ抑えた方が体がもつ」な~って。

2018年12月半ばになってから本格的にリハビリはじまって超きつい。立って足を一歩前にだすのがほんと大変。筋肉ってつかわないと萎んでいくしそれにあわせて骨も弱くなっていくんですよね、神経はちゃんと生きてるから地面に足をついた瞬間に電撃走るんです。

筋トレしてた片足がなければほんと無理だった。

リハビリのモチベあげるために、翌年2月中旬におこなわれるCraig Davidの東京公演チケットを購入(奥さんを説得した)

2019年1月下旬、『入院中に外出て今の自分の現状確認』するという名目で奥さんの付き添い付きで名古屋ドーム近くでおこなわれてたシルクドソレイユをみに地下鉄と徒歩でいきました。無事辿り着いてイオンでご飯たべて演目全部見終わるまでアドレナリンでまくりでしたが、帰りにはアドレナリンが切れたみたいで現実に戻されて痛くて駅につくまでほんと大変でした:笑

一緒に行ってくれた奥様に感謝。


シルクドソレイユ作品好きなのです。



翌日から数日は筋肉痛で、リハビリの先生にもドン引きされました。。。そこまでメンタル逞しい患者さんはじめてですって(汗。大腿骨骨折って高齢者がやっちゃう骨折なんで多分それも関係してるかも。

2019年2月にはいって退院前に『入院中に外出て今の自分の現状確認』という名目で1人で映画館に。ここで知ったのは、誰も気にしてないってこと。杖ついてても突っ込んでくる人は普通にいるってこと。明るい杖にしてよかったなって。

退院してからが筋肉なくってほんと大変でした。

病院内みたいにフラットな空間は日常にはどこにもなくって、家の中綺麗に片づけてるはずなのにヘリがあったり、歩道も凸凹してるし、何より筋肉がないとほんとに歩けないし立ってられない。歩くってほんとにすごいことだと実感。

そっから半年ちょい通院でリハビリ通ってました。

退院して2日後。実は数分立ってるのがやっとでした。



あれからもう4年。

入院中にであった、痴ほうはいったおじいちゃんは痴ほうなんだけど品があって、現役時代すごい肩書までのぼりつめたのに自慢を一切しない品のあるおばあ様もいて素敵だったとたまに思い返します。

自分はどんなおじいちゃんになるかわからないけど、声を荒げて暴力ふるうような他人を見下す人お金があれば何でも解決できると勘違いした人にはならないといいなぁと。

とりあえず今は

できることをコツコツと。背伸びせず。
聞き流すこともたまには大事。
声かけてもらったら大事に。

note010では詳細を残しています。


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