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自転車の基礎体力

オフトレ、何をやりますか?
筋トレが僕の周りで話題になったので、それも含めて何をやるべきなのか考えた


多くの自転車乗りにとって、冬の時期はイベントやレースがなくなり、いわゆるオフトレの時期となっています。
北海道を含め、雪がある地域の人たちは、その季節なりの運動に切り替えるなり、暖かい土地に移動するなりをして、いわゆるオフシーズンを過ごしますよね。

オフとはいったい何をすればいいんだろう?

オフトレの前に、昨シーズンを振り返ってみる

トレーニングの特徴について書き始めようと思ったのですが、どうやってトレーニングの内容を決めていくかというのを、まずは考えてみようと思います。

オフトレとは、シーズン中にできなかったことや、気がついた弱点を補強する時間
そうやって考えると、やるべきことがはっきりしやすいと思います。
トレーニングには特異性というものがあるので、特定の内容を強化したい場合は、それに見合った運動(負荷)を行う必要があります。
総合的に色々な運動を行なって各部分のバランスを整えることも大切ですが、シーズンの反省から導き出された答えをベースにすることで、見通しがつけやすくなるのではないかと思います。

技術的な部分の見直しや勉強をするのはこのタイミングになりそうですよね。
実際のレースなどの失敗は、体力的な部分や遅れた瞬間などに目が行きがちで細かいところに気がつきにくいところがあると思います。
これは、フィッティングが必要な理由にも繋がってるんですけど、技術の獲得や向上は、将来的な成長の可能性を伸ばすことに繋がりやすからです。
単純に体力の向上だけでよければ、がむしゃらにずっとやっていれば良いのかもしれませんが、どこかのタイミングで、効率と折り合いをつけなくてはいけない時がきますよね。
無理な姿勢を続けてしまっていた結果、怪我をしてしまった。なんてこともあり得ます。
このタイミングで手に入れた基礎技術は、春先からの実践で、もっと育ててやれると思います。

冬場の練習へのハードルを考える

二つの、種類の違うトレーニングが同じ場所でできない、などの物理的ハードルが高くなってしまいがちだと思います。
準備と後片付けの時間もざっくり2倍かかってしまうので、暖かい時期と比べても効率を求める必要があるんじゃないでしょうか。
→時間と場所のハードル

にも関わらず、あまり慣れてないことをやらないといけないことも場合によってはあるんじゃないでしょうか。
トレーニングを始めることが既にハードルとなってしまっていることもあるかもしれませんね。
→実施内容へのハードル

さて、上の二つ、内容と時間が出てきたら、気になるところは費用対効果ですよね。
慣れるまでの時間が必要ということや、効果が出るまでにある程度の時間を要するなど、ということです。
根本的に、実施する内容にイマイチ自信を持てないということもあるかもしれませんね。
やっておくべきおすすめランキング的な情報はたくさん溢れていると思いますがそこから最適なものをピックアップできるかどうかは、また別の話です。
→費用対効果に対するハードル

実際に行う内容はこれら3つのハードルをクリアしているものが良さそうです。
・実施内容へのハードル
・時間と場所のハードル
・費用対効果に対するハードル

実施内容へのハードル

具体的とまではいかなくても、シーズンを振り返った時に、自分の苦手だった場面を思い浮かべて、その中から答えを導き出すことで、実施内容の方向性を決めることができると思います。

改善したいところがはっきりした時は、実行に移す、やり方がわからなければ教われば良さそうです。

そこから先のことは、感じて、考えていきながら、検証を重ねていくということになると思います。

シーズンを振り返るための情報・記録が足りなかった、気になるポイントが多すぎてそれぞれの優先順位がつけられないというパターンもあるかもしれませんね。
どこまでも「何故」を考え続けることになってしまいそうですが、どうしても糸口を見つけだしたい時は、どうして優先順位がつけられないかというところから考えるということになるんでしょうか?

時間と場所のハードル

ある程度の範囲で強化したい分野を導き出せたところで、トレーニングに必要な時間を考える必要がありますね。

実施できる場所は物理的にそれぞれの住んでいる地域ごとに差があるので、すり合わせるしかありません。そこまで深く突き詰める必要はないと思います。
折り合いをつけていかなければなりませんね。

これは専用機器が必要なトレーニングをやりたい場合に限られますが、その器具が近くの施設にあるかどうかを確認する必要もありますね。

費用対効果に対するハードル

費用対効果と言われると、なんだか経済的なコストに見合った対価だったり、トレーニング時間に対しての成長度合いだったり、そういったことに目が向かいがちのような気がします。
しかし、僕が思うに、どんなことも、やって悪いということはそれほどないと思うのです。

どうやったら納得できるのか。何なら信用するのか。
これに尽きるような気がしてきました。

ただ、どうにかして選ぶとしたら、一番選びたくないものから始めるのがいいのではないでしょうか。
どうしても選びたくないと思えるほど強固な理由が、そこには立ちはだかっていますので。。。

今回は当たり前のことをあたりまえに書いてみました。

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熊坂和也
サポートいただけたら、旅に出ます。たくさん自転車に乗って、たくさん写真を撮ります。