熊坂和也
旅の記録
日々の写真について
オーダーを頂いていたフレームがリトアニアから届きました。 最短納期3ヶ月程度を謳っているのですが、コロナやら何やらの影響で半年と納期が伸び、実際には10ヶ月近くかかりました。 1年や2年待つなんてブランドもありますから、それでも納期は早い方かなという感じもします。 ブランドの考え方が日本人ぽいなと思っていて、クラシカルな丸パイプのフレームもありつつ、楕円やティアドロップ形状、曲線パイプといった油圧成形パイプを取り入れるユニークなブランドです。 東欧ということで日本からのア
3年ぶりに文章を書いてみます。 以前は自転車のことを中心に書いていたけど、鎌倉移住をきっかけに自転車には乗っていないので、自転車記事を出すために始めたnoteの更新もゼロ。 それでも僕が考えることは自転車のことや体を動かすこと(心理面も含めて)に結びつくことがほとんどだし、気になる記事があったり、思うことが出たら、徒然に書こうかな。という感じで復活してみます。 最近すっかりハマっている写真のことも書くかもしれません。 とりあえず宣言ということで、今日はこの辺で。
ウェイトトレーニングの中でもよく出てくる、筋発揮の可能範囲を広げていく話。 よくある話は、実際のスポーツの中に深くしゃがむ動作はないけど、深くしゃがむトレーニングをする必要ある?というやつです。 個人的に基本に立ち返って、臀筋の強化にフォーカスして過ごしていました。 僕の場合は単純な理由で、自分のお尻の弱さを再確認してしまったからです。 合わせて、深い角度からの動作を強化して体全体のバランスが改善できればという狙いもありました。 誰でもできるエクササイズとしてはリバースラ
競技力の向上を目指してトレーニングをやっているときに、果たしてこの方法のトレーニングで成果が出るのだろうか?と疑問を持つことは少なくないと思います。 多くの要因がある中で、成功者がよく言う、続けてきてよかった。 という言葉の裏側にある、続ける方法について。 それは実感の見つけ方と言い換えられると思いました。 改めて気がついて面白かったのは、実感=主観的なので他の人と全く同じものを共有できないということです。 競技の場合、結果として目に見えるものを物差しとして使う方がわ
北海道を拠点とした育成チームを。 自転車に対しての想いを持つ全ての人のための受け皿を作りたい。 僕自身がずっと考えていたことです。 そして、僕が渡ったフランスにはその受け皿がありました。 僕のフランス最初のチームは、CCVitre。 小学1年生くらいの子供から社会人まで、一つのチームに所属していました。 右も左も分かっていない日本人を受け入れてくれました。 チームカーがあり、僕をレースに連れて行ってくれました。 レースも手作りで運営していました。 お祭りのように、自
体の使い方自転車に乗っていて、体の使い方を意識するというのはとても大切だなぁと思うことがよくあります。 自分の体であるにも関わらず、昨日と今日でペダリングの感覚が違ったり、向かい風や登り坂といった異なるシチュエーションで思い描いた動きが実際にできていないと感じることがあるからです。 とはいえ、自分自身の体の使い方・動かし方が他の人と違うということを体感したり、自分の動きが実際にどうなっているのかと、常に把握できている人はほとんどいないと思います。 他の人の体を借りて1日過
ぎっくり腰に何かとお世話になっている僕が前回ぎっくり腰になったのは、しゃがんで靴の紐を結ぼうとした、たったこの一瞬の出来事でした。 タイトルのようにウェイトトレーニングのメリットの一つに柔軟性の向上は含まれている。 しかし何故か、ウェイトトレーニングをやると体が硬くなるという噂もあるらしい・・。 ただ、僕がぎっくり腰になったのは大抵運動がなかなかできなくなってしまっていた頃だし、運動を再開してからはみるみる柔軟性が復活することを実感します。 タイトルはずいぶん偉そうだけ
長距離のレースで後半にバテてしまったり、最後の勝負に参加できなくて悔しい思いをしたことがありました。 ロングライドをやりまくったり、FTP走をやりまくったり、色々やってみたけど、個人的に圧倒的に効果があった方法がありました。 重いギヤで漕げるようになる まずは1時間が目標。 FTP走を中心に、走力を底上げするためのトレーニングをやるときもトルクに意識をおくこと。 レースのように平均速度が上がると、使うギア比が重くなって、平均ワットの数値に比べて脚力の疲労が大きいことに気
僕自身は、フランス留学や合宿を通した海外での生活で、自転車で成果を残せず、逆にフランス語やタイ語、英語といった外国語を習得したのだが、だからと言って外国語を学ぶべしと言いたいわけではない。 僕がフランスにいた頃、とても強くて、アマチュアでほとんど敵なしの選手がいたのだが、性格が悪いからあいつはプロにいけないんだと聞かされたことがある。 もちろん、直接プロ入りできなかった本人に、「あなたは性格が悪いからプロには入れなかったんですか?」と聞いたわけではないけど。 個人の実力が
筋トレのことばかりですが、続けて書いてしまいます。 トレーニングの内容を吸収できそうなレベルまで細分化してまとめていかないと、結局何をやればいいのか、情報ばかりが溢れて、整理は追いつきません。 ウェイトトレーニングの原理原則一般的には、ウェイトトレーニングは負荷の大きさと反復回数によってトレーニング効果を区分けすることができるのですが、一般的に使われているボディビル的なウェイトトレーニングは筋肥大を目的に行われていることがほとんどです。 これは繰り返す回数が6〜12回程度
スポーツのパフォーマンス向上を考えた時に切り離せない筋肉、強くなりたいと思う熱い気持ちは、きっと筋肉にも届くように世の中はできてますよね。そうですよね!神様! というわけで「筋肉」→筋力トレーニング(レジスタンストレーニング)について書こうと思います。 気になるところはもちろん、やった方がいいの?!筋トレ!ってことですよね? そうですよね!? 今回のまとめは、筋トレ、たぶんやった方がいいから、こんなことに気をつけてね!ってことです。 ただし、ロードレースに関しては、持久
オフトレ、何をやりますか? 筋トレが僕の周りで話題になったので、それも含めて何をやるべきなのか考えた 多くの自転車乗りにとって、冬の時期はイベントやレースがなくなり、いわゆるオフトレの時期となっています。 北海道を含め、雪がある地域の人たちは、その季節なりの運動に切り替えるなり、暖かい土地に移動するなりをして、いわゆるオフシーズンを過ごしますよね。 オフとはいったい何をすればいいんだろう? オフトレの前に、昨シーズンを振り返ってみるトレーニングの特徴について書き始めよう
noteを書くようになってから、同じくnoteに書いている人の文章を読むことも増えた。 他の人はどんなことを書いているのだろうかという好奇心が以前よりも強くなった気がする。 どうしてもスポーツに関わっている人が書いている文章は、リアルに感じられるし、自分に近い感じがする。 こんな僕でも、世間的にはスポーツマンと認識される存在なのかなぁと思ったりもする。 最近だと、サッカー選手の永里優季さんの孤独主義時代の記事はとても強く共感しました。文章から思い浮かべられる情景があるという
はじめにバイクフィッティングについて、書こうと思います。 これは僕自身にとっては整理であり、今まで実際に、体感していただく以外になかった、熊坂和也のフィッティング、そしてその考え方を自分なりに、丁寧に、お伝えするためのものです。 筋肉や骨格の構造、可動域、又それらの柔軟性など、フィッティングが関わっている分野は多岐にわたっていて、完全に全てを記すことは実際には難しいと感じていますが、僕の経験や、実際にその現場でのセオリーのようなものを書き記すことによって、ある程度のセルフ
フランス生活で見てきたもの、今日も振り返って書きます。 日本に戻ってきたことでハッとしたり、時間が経ったことで消化が進みました。 一個人として心の中で思うことは今までもありましたし、もしかしたらどこか飲み会とかで口に出したこともあったと思いますが、僕としては今のタイミングが文字として記録したいと思うちょうどその頃です。 文にすると読みにくいですが、「今日という日を振り返りたい、と思う日のために」記録しておこうと思います。 今日はフランスのレースカテゴリーについて。 と