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北海道、雪があるのがデメリットなのか?

noteを書くようになってから、同じくnoteに書いている人の文章を読むことも増えた。
他の人はどんなことを書いているのだろうかという好奇心が以前よりも強くなった気がする。

どうしてもスポーツに関わっている人が書いている文章は、リアルに感じられるし、自分に近い感じがする。
こんな僕でも、世間的にはスポーツマンと認識される存在なのかなぁと思ったりもする。
最近だと、サッカー選手の永里優季さんの孤独主義時代の記事はとても強く共感しました。文章から思い浮かべられる情景があるというのはすごいことだと思った。

話変わって、北海道は今、冬がやってきている。
札幌には雪の便りが遅いけれど、路面は凍結しているか、雪が溶けてべちゃべちゃしている。
マウンテンバイクに乗っている人はじゃりじゃりとスパイクタイヤの音を鳴らしながら、寒そうな顔で走っている。
気軽に自転車に乗りたいと思ったり、どうしても冬の季節でもロードバイクに乗りたいと考える人は、暖かい南の土地に出かけていくしかない。
もちろん僕も出かけたい。暖かいのは大好きだ。
とはいえ北海道も好きだ。
スリックタイヤとツルッツルに凍った路面の相性が少し良くないだけの話だ。

自分自身が根無し草のように土地を転々としながら選手活動をしてきて、自分がフィードバックできる ”帰るところ=ホーム” のようなものがないということをここ数年強く感じる。

色々と蓄えたエネルギーはそれを残す場所、そして発揮する場所の2つが必要だと思っていて、その二つが揃っているところは、長期に渡って熟成を進めることができるはずだ。発揮する場所は必ずしも同じ地域に限定されないけれど、それは、発揮することが目的の場合。
多くの場合、例えば大会なら、大会会場よりも地区大会なのか世界大会なのかの方が重要度が高い。
でも逆に場所自体を対象に考えると、残す場所と発揮する場所は当然近い方が良い。
そうやって、楽して育てられる環境がないといけない。
北海道は本当に冬が・雪があるからいけないのか?
だから人は環境を求めて移動するのか?

環境とは共存して過ごしていくのが基本だと思うけど、自然環境がただの言い訳になってはいないか?という疑問も今は捨てずにいようと思う。

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熊坂和也
サポートいただけたら、旅に出ます。たくさん自転車に乗って、たくさん写真を撮ります。