アラサーダメ人間の転職活動記(12)
これは、1児の母であるアラサー女が、転職先を決める前に退職をし、初めての転職活動に奮闘した記録である。
前回はこちら
ハローワークと企業スカウトを頂いた会社への応募が終わり、ひと段落。。。
さすがにそういうわけにはいかず、また少し会社を探し始める。
ただ、今までこだわっていた「未経験エンジニア」は時短制約があったり、自分自身が全然もう勉強していなかったこともあり、考えないようにして、企業スカウト頂けたということで、前職の職種で探すこととした。
なんとなく家から近いところ、30分圏内で通えるようなところで探して、何社か応募してみた。
それと同時に、クラウドワークスとランサーズに登録していたことを思い出し、何か良さげな案件はないか血眼になって探す。
たまたま運よく、トマト農園の人材募集を見つけた。
このトマト農園は、昨年家族でキャンプをしに行ったところで、お!!と思った。
求人内容を読むと、いわゆる会社の採用担当の募集であった。
ただ、フルリモートで週5日働ける人を募集したいということであった。
しかも、急募だったので、すぐ働けそうだ!
採用担当はやったことがなかったが、きちんとコミュニケーションをとれることや応募者とのメールでの円滑なやり取りなど、普通の社会人であればまぁあるであろうスキルしか書かれていなかったので、早速応募してみることにした。
履歴書のような項目を記載し一旦応募して、そこでOKが出たら、テストに入るということであった。とりあえず最初のステップは通過したので、続いてテストだ。
あるセミナーを主催して、遅刻しそうな人からメールがきたので、その方への返信をどうするか、ということと、これをセミナー担当者へ展開するときのメール文面を書くというのがテスト内容であった。
なんだ、簡単じゃん。と思いながら、ばーっと書いて、ぽちっと送信した。
このタイミングでは、無職、保育園退園、というところが頭にあったので、受かってくれ、と祈るような気持であった。
応募したと同じくらいのタイミングで、企業スカウト頂いた会社から、書類選考通過の連絡が入り、面接の日程調整依頼がきた。
ええええええええまじか!!!!!
旦那も驚いていた。
まさか嫁が大企業に勤めることになろうとは、夢にも思っていなかったので。(この時点で勤めることになるとは決まってないですがね)
すぐに面接日程を調整し、週明けに一次面接をすることになった。
今までの面接は、未経験職種でのものであったので、そこまでハードルは高くないというか、経験値を求められているわけではないことは分かっていたので、そこは安心していた。が、今回は違う。
今までの同じ職種で勝負となるので、どれだけの経験があるのか、そして自分が何ができるのかということをよく整理してPRしないといけない。
面接前にも、双方の時間をとるものなので、そのあたりはきちんと整理して、質問についてもHP等を読んで理解してから臨んでください、的なことが書いてあった。
なるほど、そうですよね。
もうこの時点で3月中旬であったし、年度末なんてさぞ忙しかろう。
それなのに時間を割いていただくんだから、ありがたい。ということで、半ば崖を登るような気持ちで、面接を受けることとなる。
今までいた会社は今回受ける会社の競合会社の末端の子会社、しかも子会社でもなくなり外資傘下に売り飛ばされたような会社だ。それが、こんなに大企業を受けてよいのか、、、という気持ちにもなるが、企業スカウトもらったんだから、どんとこい!という気持ちでもあった。
たった30分やそこらの面接時間で、人生が左右されることになるんだから、本当におもしろい。いや、30分そこらで決めるなんておかしい!とか諸々考えながら、とにかく自分で掴んだチャンス。
こんなラッキーなことはもうないだろうと思い、緊張しながら面接の日を迎えるのだ。
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