フリーランスが5ヵ月で組織化するまでにやるべき5つのこと
はじめに
こんにちは。
スモールビジネス経営者の熊井悠(くまいゆう)です。
今回はフリーランスが組織化するために取り組むべきことを紹介します。
私自身、フリーランス5ヵ月を経て組織化を行い、徐々に自分のワークを減らしていき1年後には基本的には時間売りをしない状態を達成しました。現在では50名以上の組織になっています。
また、独立して10ヵ月経つころには20名の体制になり、時間の余裕も生まれたので、勉強したかったことや読みたかった本を消化しながら次の戦略を練ったりして過ごしていました。
皆さんのなかでも、稼働売りをするフリーランスのため
・「大きな病気になったらどうしよう」
・「単価がなかなか上げられないから楽にならない」
・「営業する時間も取れないから組織化は無理」
という方もいらっしゃるでしょう。
来月からすぐに・・・
という訳にはいかないですが、私が実現したおよそ5ヵ月を1つの指標に、やるべきことを紹介しようと思います。
1. 自分だけの得意分野で戦略を立てる
最初にやるべきことは、自分だけしかできない得意分野をさがすこと、そこを軸に戦略を立てることです。
フリーランスをやっていると得意分野から少しはずれた案件の依頼があったりすると思います。今、稼働している案件もそうかもしれません。
そうではなく得意なことに集中するということです。
例えば僕はエンジニアとコンサルタントという2つのバックグラウンドがあるのですが、「プログラミングができるITコンサルタント」を得意分野とすると、さすがに弱すぎます。
競合するフリーランスの方も多数です。
しかし、「●●業界の▲▲領域のシステムの業務要件/システム要件を書くことができ、プログラミングも出来るITコンサルタント」という領域まで絞ると唯一無二性が高まると思います。
私自身、上記の領域で、かつフリーランスで稼働できるコンサルタントとしては国内に10名いないのでは?という部分まで絞り込みました。
なのでまずは紙などに自分の経験・得意なことを100個書き出しましょう。客観的な評価はいりません。主観で構わないので100書き出してください。
下記は参考例です。
100個書いたら、つぎにそのなかで特に得意なことを10個に絞り、それを最後に組み合わせてください。出来ましたか?
上記が参考例となりますが、ここでは「医療業界にネットワークがありつつ、システム構築の企画や要件決めができる」人材であると自分を定義してみました。
それでは次のステップにいきましょう。
2. 自分の強みを求めている人が誰かを考える
次に自分の強みを求めている人がどこにいるか考えてみます。
上記の例を使うと
・システム構築が必要な大規模な医療機関
・医療機関に対してシステムを製造・納品したいIT企業
・医療機関に対して支援をしたいコンサルティング会社
・医療機関に対して支援をしたいマーケティング会社
などがピックアップできます。
10個ほど絞りだしてください。まだ仮説でいいと思います。
さてつぎに、実際にニーズがあるかを簡単に調べましょう。
手っ取り早い方法が2つあります。
・フリーランス向けの案件サイトで検索する
・採用ポータルサイトで検索する
上記でまずは検索してみてください。
例えばdoda(デューダ)で「医療 システム」と検索すると2024年8月時点で18,281件の検索結果がでます。
もう少し絞り込んでもいいですが、一旦はある程度の検索結果がでればよしとしましょう。
もし目ぼしい検索結果が出なかった場合は1に戻って、得意なことの掛け算を再度やってみてください。ある程度ニーズがある得意なことを絞り込むことが大切です。
さて一旦ニーズがある強みが発見できたということで次へいきましょう。
次はどうやって組織化できる案件が獲得できるか?です。
3. 組織化が可能な案件を獲得するには?
さて、ある程度は方向性が見えてきたと思います。
フリーランスが組織化、つまり法人として形を整えていくには、残念ながら仲介業者を利用することからは脱却する必要があります。
しかしながら、いきなりテレアポしたりダイレクトメールを送付したりといったことをする必要はないと思っています。
まず取り組むべきは・・・
とここから先は、僕が10ヵ月目に20名体制までに取り組んだことをかなり正直ベースで書いたので有料とさせてください。
とはいえ、喫茶店のコーヒー1杯分の値段設定としました!
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¥ 500
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