とあるJリーグチームのフィジカルコーチ。。。

とあるJリーグチームでフィジカルコーチをしています。 自身の学びや取り組むをまとめるために、Note 書いてます。 MSc. CSCS. 連絡はX(旧:Twitter)のDMでお願いします!⇒https://twitter.com/FTboloFT

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最近の記事

Vol.6 ロウパワーのランニング(Zone2)は、サッカーにどれくらい効果的なのか?

サッカーチームの練習を見ていると、練習にランニング(低強度)を取り入れたり、選手が積極的にジョギングを取り入れている場面がみられます。 何気なく行われているものですが、それらには実際どれくらい効果があるものなのでしょうか? いわゆるZone 2といわれる負荷で行われるトレーニングに疑問を投げかけた面白い論文を見つけたので、紹介します。 チーム活動は時間も限られ、優先順位も決まっている中でどれくらい優先順位をもって取り組むべきなのか整理する一つの材料になるかもしれません。 ※

    • Vol.5 リハビリってどうコントロールしていくべき?~イングランドプレミアリーグのチームの事例を元に~

      みなさんは、怪我をしてしまった選手を復帰をさせていく過程で何を基準してリハビリの段階を進めていきますか? 怪我の種類によって、復帰のさせ方や負荷のかけ方は変わると思いますが、プレミアリーグのチーム(おそらくエヴァートン)が実際に行っているGPS Dataを一つの指標にして(もちろん他の項目もチェックしていますが)選手を管理しながら復帰にもっていく過程をまとめた論文があったので紹介します! 再受傷のリスクを抑えながら、どのようにボリュームを上げていくのか参考になったので興味

      • Vol.4 練習でどれくらいのHigh Speed Run & Sprint Volumeをかけるのが傷害予防になる?~Martin Bucheitの論文~

        年始に早速、Martin Bucheitが面白い論文をPublish されていたので紹介したいと思います。 Bucheitは、Paul B LaursenとともにHigh Intensity Interval Training (HIIT)の研究で有名だと思うのですが(見たことのない人はぜひ論文読んでみてください論文①、論文②)、他にも現場に寄り添った実践的な研究をたくさんされていて、個人的にはすごく好きな研究者のひとりです。 そのBucheitが、エリートサッカー選手を対

        • Vol.3 GPSデータの基準作り どのようにターゲットを設定する??

          最近のハイパフォーマンススポーツでの負荷管理には、GPS(or GNSS) が使われている現場がかなり増えています。 その中でも、どのように負荷を管理していくか、どの様にターゲットを設定していくかは現場の課題のように感じています(筆者も日々検討しています!)。 そこで、今回はGPSデータを使って、チーム全体だけでなく、選手個々に合わせたExternal Load(外的負荷)の設定のやり方を提案している論文があったので、そちらを紹介させていただきます。 ACWR(Acute

          Vol.2 ハムストリングス損傷とランニングメカニクスの理論的なメカニズムの関連性について。のCurrent opinionの論文。

          ハムストリングス損傷について調べていた時に最近パブリッシュされた論文で面白そうなものを見つけたので、まとめてみたいと思います(正しくまとめられているかはわからないので、気になる方は原文を読んでみてください) 後記 ※まとめようと思ったのですが、ほぼそのまま訳しただけになってしまったのでかなり長くなりました。。。 ⇩原文 題名:Exploring the Role of Sprint Biomechanics in Hamstring Strain Injuries : A

          Vol.2 ハムストリングス損傷とランニングメカニクスの理論的なメカニズムの関連性について。のCurrent opinionの論文。

          Vol.1 自己紹介

          とあるJリーグチームでフィジカルコーチをしているものです。 わけあって名前などの個別が特定できる情報は載せません。 学生時代からフィジカル・コンディショニング領域に興味があり、勉強をしてきて、現在、現場で働き始めてから5年目になります。 自身が様々なことを学んでいく中で、アウトプットの頻度を増やしたいと思い "note"を始めました。 自分自身のために始めた取り組みですが、少しでも同業者や将来的に同じような職種を目指している人、アスリートのためになるようなことも発信できたら