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コアとは 簡単に言うと脊柱・肩甲帯・骨盤帯の機能をサポートする筋群のことをそう呼んでいます。四肢を正しく機能的に動かすためには その支点となる下部体幹(腰椎骨盤帯)の役割が大切です。コアエクササイズを実践していく前に「地味コアトレーニング 7ドローイン・7ブレイシング」から始めて 下部体幹の安定性を高めておきましょう。
腹筋群は内臓を保護すると同時に 姿勢(脊柱)の保持・骨盤の安定・呼吸機能など多様な機能に関与しています。腹筋群の低下は 腰痛の原因にも挙げられますが腹筋と背筋の筋力比の不調和のほうが問題です。腹筋群と背筋群のバランスを考えてエクササイズを行なっていきましょう。
プランクは 板のように体幹を安定させて姿勢を保ちます。柱・支柱といった表現の方がイメージしやすいかもしれません。大きな筋肉だけでなく各小さな筋肉群も鍛えることができ 体幹筋を向上させることができます。
デッドリフトを効果的に行うために アクティブストレッチ・コアトレーニング・スキルトレーニング・メイントレーニングの順番にすすめていきます。
ランジを効果的に行うために アクティブストレッチ・コアトレーニング・スキルトレーニング・メイントレーニングの順番にすすめていきます。
アリストテレスは Life is motion という言葉を残しています。生きているということ(生命・生活・人生)は 動いていること。全ての人々にとって 身体を動かすことは その人の生活そのものであり、楽しみであり、喜びであり、自己表現の基本なのであると。 QOM 私たちが幾つ歳を重ねても QOL(Quality of life) = 生活の質 を維持していくためには QOM(Quality of motion) = 動作の質を 低下・後退させないことが重要です。日常の所
「人間は1日に5万回以上思考する」と聞いたことがあります。その思考のすべてをプラス思考にセルフコントロールすることができたならばとても有意義な人生となるはずです。 青少年期は精神的にも人間的にも完成されていません。気分にムラがあり集中力を持続させるのがとても難しい。 スポーツに限らずいつからか当たり前のようにメンタルトレーニングという言葉を耳にするようになりました。メンタルトレーニングとは何か。簡単にまとめると眠っている潜在能力を引き出し自分の力を100%以上だせるように
スポーツに限らず勝負事には運があります。運の取り合いに勝ったものが勝つのかもしれません。運を取り合うためには何もせず待っているのではなく自分から何か働きかけなければいけません。 勝つためにはどうするか。勝つための手段・方法・段階をひとつずつ具体的にイメージし 今やらなければならないことを明確に意識する。勝って喜ぶためにはどのプロセスを通るべきかイメージする。 物事の優先順位がわかるようになれば今を大切に使うことができる。今だけに専念して今の集積を繰り返す。「楽しい今」「や
よく言う一流選手になる条件として多くの指導者が「聞く力」をあげています。その中でサッカーの小野伸二選手を育てた清水商の監督さんがこんなことを言っていたのを覚えています。「素直にどれだけ人のアドバイスを聞けるか。どれだけ吸収する力を内在しているか。こればかりは僕のところに来る前の15年で決まっています。親によるところが大きいでしょう」 論語に「六十にして耳順う」とあります。この「耳順う」とは「無の境地」のことだと思っています。「いつでも なんでも来い」自分を無(白紙)にして相
子供たちの可能性は無限。大人(指導者)たちは子供たちに自分の好きなことを見つけさせる使命があります。しかし自分の好きなことだけに没頭すれば孤立する・孤独になることもあります。自由であるからこそ不自由も見えてきます。 好きなことは嫌いなことの繰り返しの中から見つけ出すもの。自由は 自立する 自分を躾する 自己表現・自己実現する といった不自由の積み重ねから知るもの。自分の好きなことを見つけるということは 自立した個 逞しい個 を育てることにつながるはずです。「艱難、汝を玉にす
水中 空気中に生息する動物は その生命にも直結するために 前進する際に水や空気の抵抗をできる限り少なくしています。そのために 胴体を水平に保っています。捕食されることのない人類は 胴体を直立させて歩いているだけで 風当たりが強い毎日です。 四足歩行の経験は 今となっては赤ちゃんの頃にしかありません。トレーニングの原理から言えば 四足歩行は「日常生活で行わない動き」「日常生活で経験していない負荷」である以上 トレーニングの効果・体力の向上にはふさわしい種目です。 四足歩行を
「感動を有難う」「皆さんに感動を与えたい」 昨今は スポーツを観る側・スポーツをする側の双方から「感動」のフレーズを耳にします。松下幸之助は「商売とは感動を与えることである」と言っていました。それは家族も含めて商売に関わるすべての人たちや顧客が新商品に抱く期待を裏切らない 期待を上回ることなのだと思っています。感動は「共感」から生まれるものなのでしょう。 共感性の進化というお話がありました。げっ歯類(いわゆるネズミ)は捕食されないための群れでの生活に適応していく中で 効率的
・脊柱の機能には「からだを支える支持性」「頭部 四肢の動きをだす可動性」「脊髄の保護」などがあります。脊柱の可動性は 頚椎 胸椎 腰椎の各分節の協調運動と骨盤の動き=腰椎骨盤リズムが重要な役割をはたしています。 ・脊柱の運動と安定を担う体幹筋群は 動的活動時の主動筋としての作用以外に常に抗重力位にさらされる脊柱の安定化筋としても作用しています。機能や構造の違いからインナーユニットとアウターユニットに分けて役割を説明することもできます。 インナーユニットに関わる腹横筋・横隔
何かを始めた時に まず最初に 「楽しい・面白い」 と思えるのかどうなのかが 継続性の鍵であったりします。特にスポーツでは 道具や施設 プレイヤー といった条件がそろっていても 楽しめるわけではありません。プレイヤーの大半がそのスポーツの経験者で占められているのであれば また違ったものになるのですが。 先ほどの条件がそろっていても 初心者集団であれば バレーボールやバスケットボール バドミントンなどをみんなで楽しもうとしても プレーがなかなか続かないものです。初めは奇想天外?
・腰掛け・正座・立ち上り・しゃがみこみ・靴下の着脱・爪切り・片足起立・階段の昇降…などの日常生活動作を何の支障もなく行うためには 股関節の可動性は 屈曲110° 外転30° 内旋30° 以上必要であると言われています。股関節の可動性が低下した時には 腰椎の前弯の増大や骨盤の前傾 胸椎の平坦化の傾向が見られるようになります。「股関節の可動性の向上を目指すためには 骨盤・脊柱も含めた身体のアライメントを考慮していく必要があります」 ・骨盤のアライメントの変化は 骨盤のもつ動作
競技スポーツにおいて 目標(勝利)を達成するためには 従来言われている通り 心・技・体=精神面・技術面・体力面の三位一体の充実を均等にはかる行動が大切です。しかし 技術トレーニングでも 体力トレーニングでも それに取り組む選手の心が整っていなければ いくら素晴らしいトレーニングメニューを与えられても その効果をあげることはできません。 人間は機械と違い 一定の刺激に対して 日々同じ反応を繰り返すとは限りません。その時の精神状態によって反応が異なります。昨日は頑張れたけれど今
・「30日間プランクチャレンジ」の自重エクササイズ版です。自重エクササイズと聞くと プッシュアップや腹筋 スクワットなど 複数の種目を自分と向き合いながら地味に続けて セット数・回数で追い込んでいく 満足していくイメージかもしれません。このチャレンジでは 特定した部位を鍛えていくのではなく 1つの種目で複合的な動作を行い 多くの関節・筋肉を連動させることで 効率的・短時間に全身を鍛えていきます。 ・動作に含まれる部位が多い(多関節種目)ことで エネルギー消費は高くなり 減量
ドローイン・ブレイシングから下部体幹(腰椎骨盤帯)のスタビリティ(安定性)を高めた上で行うことをおすすめします。=地味コアトレーニング 7ドローイン・7ブレイシング(過去テキスト)を参照してみてください。下部体幹が機能的な役割を果たしていると四肢・胸椎のモビリティ(可動性)が高まり 動作が連動しやすくなります。 スタンディング ローテーション ・立位から 上肢は胸の前におき 一方の下肢は挙上します。 ・腰部を安定させて みぞおちあたりから上体を捻ります。バランスを崩さな
柳宗悦 「民藝」という新語を作り 民藝運動の指導者。柳宗理の父。「用と美が結ばれるもの、これが工藝である」と話しています。「用の美」とは 単なる機能美のことではありません。職人たちが 本当に使いやすいモノを求めて 無心に努力を重ねた結果 その形に美しさが宿ること、美しさだけを目的にしないことによって得られる美のことです。 職人たちがあらゆる使用場面を想像しながら一手一手丁寧に作り込んでいく。本当に必要なモノ・コトだけに意識を集中させた手仕事。そのことを「用の美が備わってい
ドローイン・ブレイシングから下部体幹(腰椎骨盤帯)のスタビリティ(安定性)を高めた上で行うことをおすすめします。=地味コアトレーニング 7ドローイン・7ブレイシング(過去テキスト)を参照してみてください。下部体幹が機能的な役割を果たしていると四肢・胸椎のモビリティ(可動性)が高まり動作が連動しやすくなります。 レッグレイズ ・仰臥位になり お尻の下に枕を置きます。 ・骨盤後傾とブレイシングして腰部を安定させます。 ・骨盤後傾とブレイシングをキープしたまま 下肢を挙上し
若い時分 人づきあいや仕事の要領が悪く 何かうまくいかないことや小さなことでつまづき 思考が堂々巡りになってしまい 行動が前に進まなくなることがありました。そうした時に 本だったのか何だったのか さっぱり覚えていないのですが 読んだモノにこんな言葉がありました。 「我にたためる翼あり」 その当時の私の心に 意識に残る言葉でした。どなたの言葉なのかもあやふやで その解釈も勝手なものでしたが 以来 うまくいかないことやつまづいている状態の中で「ああ そうか」と神の啓示のよう