渡辺志桜里 宿/Syuku 展

画像1 資生堂ギャラリーにて2024年11月6日〜12月26日に開催されていた渡辺志桜里氏の個展「宿」に行ってきました。
画像2 入り口を入ってすぐのファーストビューはスポットライトに照らされたなにかの骨でホラーを感じました。
画像3 何かが入った水槽とポンプと怪しげな色のライティング
画像4 あれ、どこかで見たような装置と思ったら2021年に「水の波紋展」で見たことがありました。
画像5 3つのスクリーンに映されるモノクロ映像や水槽
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画像7 プランターが並びます。
画像8 夢に出そう、、というか悪い夢の中みたいな展示会でした。映像は能の演目『翁』というもので《人間に神が「宿」り、祈りを捧げ、再び人間に戻るという、人間・神・自然の循環的な関係、日本列島に眠るマージナルな自然観が描かれます。》
画像9 別室
画像10 バイオハザードというゲームで研究所みたいなところに入った時を思い出します。
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画像12 会場全体の土・水・草などの作品がホースを通じた水で循環させているようです。
画像13 「宿」という漢字の成り立ちが描かれています。屋根の下に横から見た人(左)と寝具(右)ということらしいです。渡辺氏は現代において《特に新型コロナウィルスの流行以来、人間の身体を「宿」主としてウィルスが生存している意識や、国家・コミュニティを越え、他種や他者との共生へ向かう感覚が高まっているのではかと指摘します。》
画像14 《自然と人間の関係によって日本の生態系が築かれてきたダイナミズムを長い時間軸で捉え、「宿」という観点から照射し、そこに孕む諸問題を浮かび上がらせると同時に、私たちが未来をどう生きるか、その手がかりを探ります。》(資生堂ギャラリーのサイトより抜粋)

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