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共通する円のアート

昨年見に行ったアート作品で共通するものがありました。
現代アート業界に流行はあるのでしょうか。

Felipe Pantone "Manipulable"

6月に行った、スペイン等を拠点に活動するアーティスト:フェリペ・パントン氏の個展『Manipulable』(@GALLEY COMMON)。「光のスペクトルの変化」をテーマに作品を制作しているそうで、どの作品も色々な角度で楽しめたり、観覧者の操作によって模様や配色が変わるなど、参加型なのも印象的でした。

秘密基地のような原宿のGALLERY COMMON

入場するとまず黒いゴム手袋を渡されます。
作品に触れて良いということでした。

CDのようなツヤがあって、
金庫のダイヤルのようにカリカリと回すことができました。

円形のカラフルな模様のついた透明なガラス板がいくつか重なっていて、
手で回転させると模様が変わるのですが、
ちょっと楽しくなってしまい、
うっかり回転後の模様を撮るのを忘れました。
Instagramに動画を載せたので良かったらご覧ください。

Sam Friedman "Room Service"

次は、ニューヨーク出身のアーティスト:サム・フリードマン氏の『ルーム・サービス』(@The Mass)という展示。

「Cave Paintings」という抽象絵画のシリーズだそうです。
ビビッドな蛍光色と、煙たい雰囲気がかっこいい作風でした。

LY "This is LUV"

最後は日本人アーティストLY(リー)氏の『This is LUV』展(@SAI)。

黒い人が森の中からこちらを見ているのでしょうか。
その色彩とストリート色から、作者は勝手に男性かと思ってたんですが
女性だそうです。
SAIは渋谷のMIYASHITA PARKにあるギャラリーで、
コの字型となっていて、面白い空間作りがされています。

というわけで、ただの偶然かもしれませんが
共通点を見つけるのも面白いですね。

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