未来と芸術展
森美術館で開催中の「未来と芸術展」へ行ってきました。
ただ暮らしているだけでもAIという言葉をどんどん耳にするようになり、仕事や生活に浸透してきているのだと感じています。
AIによる、人の感性によって創造される芸術への関わり方を見る事ができました。
たぶん。
こちらは未来の集合住宅です。
浮いてる!
エックス・クラウド・シティは、大気汚染や人口過密、地球温暖化などにより、地表に住むことが難しくなった近未来、雲の上の大気圏内に居住空間を作るという提案です。
地上に住む事が難しくなった際、他の惑星に引っ越そうぜ!みたいな映画をよく見ますが、やっぱり母なる地球だし、とりあえずやばくなったら空に住んでみましょうか。でもシータが「土から離れては生きられないのよ!」って言ってた気がするので、僕はちょっと難しいかもしれません。
おお、何やらかっこいい作品が!解説を見逃してしまいました。
下から見ると…
蓮コラ感。
次はAIの自動運転とVRで助手席にいる体験ができるコーナーだったのですが、自動運転なので運転手(左)は特にやる事がなく、前面のレーシングゲームみたいな画面を見たり、助手席側にディスプレイが設置してあるので、現実では右に座ってる人が助手席に映像として出現します。
こんな風に。
僕は運転席に座ってたのですが、助手席の人に聞いてみたらちゃんと運転席の風景が見えて、僕と目も合ってたそうです。こっちは一回も合わなかったぞ。
こちらは最先端ロボットふれあいコーナー。
LOVOTかわいい。目が合うと寄ってきます。人懐っこい。
自ら充電もこなします。えらいぞ。
こちらはPOP ROACHという食用ゴキ●リの架空広告が展示されていました。
エナジー・バナナ、リラックス・ミントなど5つの味があるそうです。
過酷な生存条件にも適応でき、メスが単独で数十匹の子を産むことができる点で、ゴ●ブリは長期にわたって大量生産できる食料源としての可能性を秘めているかもしれません。しかし、見た目が綺麗で美味だっとしても、私たちはゴキブ●を食べられるのでしょうか?
うんこ食ってるときにカレーの話すんなって感じですね。
こちらは、入院していてもう絶命しそうな時に、身寄りがなくても、ずっと腕をさすってくれているロボット。せつない。
こちらは、交通事故の瞬間、生き残る確率や、保険の額などを他の通行人を巻き込んででも何が一番有益になるかをAIが瞬時に判断する、というムービーでした。たぶん。
こちらはAIが似顔絵を描いてくれるコーナー。
描いてほしかった…
こちらは、カメラが顔認識して、その映像を4面の壁に映し出すものだったのですが、自分の顔面が壁いっぱいに映し出されたのが面白くてずっと笑ってました。
防犯カメラもこんな感じで店内中にお客さんの顔面を映し出すのをやったら万引き防止にならないかな…笑えるし。
最後に、、、
ロボットの進歩は著しく、生活がより便利に、誰かを癒したり、誰かの目に、誰かの足に、誰かの手になったり、少し先の未来を教えてくれたりします。アーティストと結びついた時、私たちを魅了し、楽しませてくれます。
ここ最近で行った展示会で一番面白かったなと素直に思いました。