オラファー・エリアソン展
東京都現代美術館で開催中のオラファー・エリアソン「ときに川は橋となる」展へ行きました。撮影可能で、来館者がアートの一部となるインスタレーションが多く、色んな人が楽しめる展示となっていました。
(注:以下ネタバレしかありません)
太陽の中心への探査
太陽光のエネルギーを利用した多面体のガラス作品だそうです。プリズム(?)となっていて、とてもきれいでした。
あなたに今起きていること、起きたこと、これから起きること
室内の隅に照明が設置されています。その前を人が通ると・・
重なる影がカラフルになり、自分の残像が動いてるような、不思議な感覚になりました。
力と思いやりの領分
覗き穴のついた筒状のなにか。そこを覗くと・・
なんともいえない空間が…。
サンライト・グラフィティ
楽しそう!
リトルサンという携帯式のソーラーライトの光の軌跡で絵が描けるようです。
わたしも欲しい…リトルさん。
人間を超えたレゾネーター
作品タイトルすごい。可視化されたパワースポットみたいでした。
横から見た図。
暗い海を遠くまで照らす灯台の仕組みが使われているそうです。
素人目だと何がどうなっているか、ちょっとわかりませんね…。
ときに川は橋となる
室内に、円柱状に巨大な黒いカーテンに包まれた何かがあり、どこからそのカーテン内に入っていいか分からず(そもそも入っていいのか分からず)思わず一周してしまいました。中に入ってみると、中央に水が張られた何かがあり、見上げると円状のスクリーンに水面から反射した何かがあり、何かだらけの不思議空間です。水のさざなみを利用しているので、スクリーンに映る模様は二度と同じ形はできないのかもなと思いました。この作品はこの展覧会のための新作だそうです。
ビューティー
暗闇の中に、天井から霧が降りてきていて、それをスポットライトが照らし、常に虹が発生しているような状況です。タイトル通りに美しい感じをどうにか撮ってみたいと、霧の中を通ったりしてたら案の定濡れるので、グレーのTシャツで行く方は注意が必要です。
全体を通して展示物の素材が、ガラス、鏡、水、氷、水彩、スチール、アルミ、霧、流木などが使用され、とても涼しげでした。夏にもってこい。夏といったらオラファー・エリアソン。9/27(日)までの会期みたいなので涼みに行ってはいかがでしょうか。(ネタバレしといて)
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