水の波紋展

画像1 1995年に東京の青山周辺で開催されていたという水の波紋展が26年ぶりに復活し、2021年8月から1ヶ月ほど開催されていたので行ってきました。こちらは渋谷区役所(第二美竹分庁舎)に展示された草間彌生氏の作品「オブリタレーションルーム」。真っ白い部屋・家具家電建具の中で、入場者が配られたカラフルで丸いシールを貼ることで草間彌生の世界を構築していく参加型のインスタレーション。
画像2 畳も真っ白な和室らしき部屋も水玉だらけ。会期を通してこの白い部屋が徐々に消滅していくそうです。
画像3 渋谷区役所内に現れたUGO氏の作品「Persistence of We」
画像4 天井から地面にコードがいくつもつながっていて異様な空間に。
画像5 謎のマッシーンと伸びたホースたち。
画像6 単身者用マンションのキッチンみたいなところで植物が育てられていました。
画像7 壁に投影された口。
画像8 怪しいライティングと怪しい水槽。それらホースがみんな繋がっていました。
画像9 生きた魚がちゃんと泳いでいました。渡辺志桜里氏の作品「サンルーム」
画像10 装飾された薄暗い部屋で、人形を操る人と怖い歌が流れる映像で、思わず引き込まれる独特の世界観が作られていました。笹岡由梨子氏「Planaria」。
画像11 おやじ日本・・?
画像12 ワタリウム美術館の裏の空き地が会場となっていて、バリー・マッギー氏のグラフィティ作品も拝むことができます。
画像13 たくさんのTime看板と、奥でスケーターたちが滑っています。EVERYDAY HOLIDAY SQUAD「TIME GATE」という作品。
画像14 そしてワタリウム美術館ではパビリオン・トウキョウ2021が開催中…水の波紋展はパビリオン・トウキョウ2021の中の一つの催しなのでしょうか?違いがわからず・・。
画像15 ワタリウム美術館では2021年7月に亡くなったクリスチャン・ボルタンスキー氏の作品「モニュメント(オデッサ)」が展示されていたのが印象的でした。追悼により展示されたようです。
画像16 別の展示室では建築模型が展示されていました。庭の屋根?が黒くて抽象的な形をしているようです。
画像17 どうやら実際にある邸宅のようで、2021年の夏季限定で日除けを作ったようです。
画像18 美術館周辺の道を歩いていると、フランス人アーティストJR氏の「INSIDE OUT PROJECT」が貼り出されていました。ぼかし入れるか迷いました。笑
画像19 突如現れる野外インスタレーション。檜皮一彦氏「hiwadrome」。
画像20 ビル・ウッドロウ氏の作品。
画像21 そして先ほどの模型の場所にやってきました。昭和2年、実業家の山口萬吉氏によって建てられた九段下の邸宅。設計には東京タワーの構造計画を行った内藤多仲氏も関わっているそうです。
画像22 立派なお家ですね・・お邪魔します。
画像23 石上純也氏の作品「木陰雲」。ひとんちの庭で写真をばしばし撮る私。
画像24 庭園に関して無知な私でも立派だなと思うくらいの庭もさることながら、もともとあったんじゃないの?と思える日除け。ナチュラルにフィットしています。
画像25 良い庭にある石のやつだ・・!
画像26 ところ変わって浜離宮恩寵公園にたどり着きました。こちらにも作品があるそうです。
画像27 浜離宮に初めて足を踏み入れたのですが、東京のビル群を背景に、だだっ広い芝生が広がっています。
画像28 その中の木々をすり抜けるように作品がありました。金沢21世紀美術館を設計したSANAAの妹島和世氏の作品「水明」。
画像29 鏡面の水路は水が流れ花が浮かべられています。おしゃれでした。
画像30 タイトルの「水明」は澄んだ水が日や月の光で美しく輝く様子を示す言葉で、『東京のこれまでを映しながらも常に変わり続ける水面から、清らかな未来を想像できるように』という期待が込められているそうです。

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