ブラジルのポップカルチャーと漫画との絡みを考えてみる
去る10月26日、立教大学ラテンアメリカ研究所主催講演会で、上智大学のマウロ・ネーヴェス先生によるブラジルのポップカルチャーに関するお話を、楽しく拝聴してまいりました
現代のブラジル文化は、テレノヴェーラ(ブラジルのテレビドラマ)と音楽なしには語れないとのこと
しかもそれらは、現地社会の実情を伝えてくれる貴重な情報源でもある
…ということで、現地のテレノヴェーラを視聴できるアプリのことや、多種多様な音楽ジャンルについて、知ることができました
そういえば、今やブラジルを代表する漫画家といえるMarcello Quintanilhaさんの作品をいくつか見ていると、いろんなジャンルの楽曲に関する記述や、その注記が見受けられます
また、考えてみると各作品のストーリー運びも、どこかテレノヴェーラを思わせるようなドラマティックな展開になっています
(というのも、早速無料アプリでテレノヴェーラを視聴してみたところ、現地社会でごく普通に日常的に銃撃戦が起きていることが想像できる内容だったりもして、そのあたりがやはり漫画でも結構表現されているんですよね)
そういった意味で、マウロ先生のお話、大変参考になりました!
今後ブラジル漫画に親しむにあたっては、時折テレノヴェーラも観てみたり、様々なイマドキのブラジル音楽も聴いたりしながら、あれこれ考えていけたらなあと思います
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