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島原駅伝を終えて 2区 坂田賢亮

はじめに

今回、2区を走らせていただきましたM2の坂田賢亮です。
島原駅伝を現地・ライブ配信等で応援してくださった短距離、OB、駅伝をサポートしてくれた長距離の人たち本当にありがとうございました!

しんどい要所での応援の声が励みとなり、ベストを尽くして走りきることができ、チームとして8位入賞躍進証🎖を得ることができました。また、個人としても1区の仲里が良い位置でつないでくれたタスキを順位を変えることなく渡すことができ、満足のいく走りをすることができました。

私自身、最後の島原駅伝を6位を目指し、ワクワクしながら走ることができて大変うれしかったです。ここまで、チームを支え運営してきた麗央をはじめとする幹部の人たちもお疲れ様と感謝をここで伝えさせていただきます。

正直、6位をとれなかったことは悔しい気持ちもありますが、この気持ちは来年以降の後輩に託してこれからはOBとして応援していこうと思います。

応援ありがとうございました!

駅伝を走った後輩たちへ

1区 仲里拓真へ

今回、1区という前半の流れを作る責任重大な区間を期待通りの走りでタスキをつないでくれてありがとう。

来年は幹部としてチームをこれまで以上に引っ張り背中を見せていくことが多くなると思うけど、君は競技で結果を残していけば、自ずと引っ張っていけるはずだから、これまで通り練習を第一に頑張ってください!

5000mの歴代記録と10000mの歴代記録どちらもより上位に更新されることを期待しています。

期待してるぞ!エース!!

3区 川崎麗央へ

まずは、今年1年間、副キャプテン、長ブロ長お疲れ様でした!今年1年間、学業、バイト、陸上と東奔西走する日々の中で麗央がチームを引っ張りまとめてくれたお陰で6位を目指せるチームに成長することができたと思う!本当にありがとう。

来年以降、君がどのような形で競技を続けていくのか分からないけど、きっと駅伝前にはチームに顔を出して、走っていると勝手に期待しています。

今回の3区は上位でタスキをもらい、格上の選手相手に走らないといけない厳しい区間だったと思うけど、麗央が1年間、頑張ってくれたお陰の躍進証でした。厳しい島原駅伝ばかりを経験しているけど、ぜひ来年は個人としても満足のいく走りをしてください。

あと3年、勉強との両立して頑張れ!

4区 河野颯太へ

まずは、今年1年間チームを陰ながら支え、練習でもチームを引っ張り本当に先輩の鏡であると君に尊敬する1年でした。

特に今年1年間、島原駅伝を見据えた取り組み方やチームの底上げへの貢献度は非常に大きく感じました。本当に熊大に来てくれてありがとう。

今年の4区では、個人としては、昨年の2区と比べ、悔しい結果となってしまったと思うけど、きっと来年は巻き返して颯太の区間でごぼう抜きがみられると期待しています。九大院試&卒業研究の忙しさを乗り越えられたなら、来年以降も行けるはず!5000m、10000mで仲里より上で歴代記録の更新されることを陰ながら応援していきます。

研究室の闇に負けるな!

5区 益永聖司へ

2年連続で5区を走ってくれてありがとう。改めて考えると昨年、ぶっつけ本番で5区を走ってもらったのは鬼畜の所業でしたね(笑)他に案が無かったとはいえ、あの場面で頼られ、期待されているのはチームのエースであった結果だと思います。

また、今年も体調不良の影響で上手く試走が出来なかった中でタイムをまとめられたのは流石の一言です。ぜひ来年以降も5区での快走を期待しています(笑)

あなたが入学してきたタイミングは、ちょうどコロナ禍真っ最中で陸上部としても不安の残る結果しか見せれていない1年生の前半シーズンだったと思います。そんな中で部活に残り、一緒に練習をしてくれたおかげで今の俺はあると思っています。本当にあの時期に一緒に自主練に参加してくれてありがとう。今後、より距離を延ばした競技でも活躍してくれることを願っています。また、個人的な期待としては春インの1500mで表彰台をみたいなぁ(笑)

来年はより大きな舞台で表彰台を!

6区 下原士侑へ

まずは、来年の熊大の長ブロ長として責任重大なポジションになったけど、そのプレッシャーに撃ち負けず、自分なりのベストを尽くした1年間にしてください。

今回の駅伝では6区というスピードに自信がある人が集まる区間の中で、前半に突っ込んで後半耐えるメンタルとの闘いを強いられる試合だったと思います。その中でしっかりと走りきってくれてありがとう。来年はもっと主要区間で士侑の走りが見たいなぁ(笑)

また、今年1年間の君の頑張りは、昨年の危うさから一転して頼れる存在への大きな一歩であると感じます。特に夏休み以降のjogの頻度や練習量は昨年の君に見せても信じられないものでしょう。来年は教育実習など過酷な日々になるかもしれないけど、これからも油断せずに今以上の練習を行い、チームを精神的な面も含め引っ張っていってください。また、個人としても中距離代表として1500m、800mでもベストを更新し、インカレで活躍してくれることを期待しています。

頑張れキャプテン!

7区 下釜悠暉へ

まずは、幹部としてチームを引っ張ってきてありがとう。他の長距離の幹部が、なかなか部活の時間に顔が出せない中、部の練習に参加し、1,2年生のフォローしている姿は流石でした。

今年はみんなに期待されていた4区では選考に敗れ、走れなかったけど、しっかりと7区を勝ち取りアンカーを走ってくれてありがとう。順位を決める大事な区間だったけど、貰った順位をしっかりと守り、走ってくれたことが躍進証につながりました。きっと今年の駅伝は区間、記録ともに真に満足いくものではなかったと思うけど、その悔しさをばねに来年以降のガマの走りに期待しています。

また、これは個人的な希望ですが来年は10月、11月のトラックが終わってから、4区にプライドを持って臨んで欲しいです。個人の記録を犠牲にした先にしか4区で36分、37分の快走は無いのかなと思います。ぜひ挑戦してみてください!

目指せ!区間賞!

0区 駅伝を走れなかった選手たちへ

今年の駅伝では選手の付き添いや、サポート、応援本当にありがとう。
今回の駅伝に出場できなかった悔しさを胸に来年以降、選手になれるように頑張ってください!

今年のメンバーで卒業するのは僕1人でかつ、今年は走らなかった秋音の存在など、来年の駅伝のメンバー入りが雲の上のように感じている選手も多いと思います。しかし、昨年、一昨年と士侑、麗央と1年間努力をしてきた結果、大きく競技力を伸ばし、駅伝メンバー入りをするという選手は熊大では多いです。(僕自身も2年から3年で16”07”から15”21”までタイムを伸ばしていますし、4年生の北岡も1年のときは、20分台だったけど、3年で駅伝を走ってます。)このことからも、自分を信じて1年間、正しい努力を行えば、何が起こるか分かりません!

来年以降のメンバー争いを熾烈にするためにも、ここからの1年を陸上に費やしてみてもよいのではないでしょうか?(笑)きっと君たちの頑張りは今年走った選手に大きな影響を与えるし、強い熊大にもつながると思います!ぜひ頑張ってください!

以上、大学生活の6年間のほぼすべての時間を陸上にささげた先輩からのメッセージでしたw!

意外と陸上だけの大学生活も楽しかったよ

駅伝までの振り返り

ここからは、改めて今年1年間の駅伝までの試合の振り返りを行いたいと思います。

4/23-24 熊本県陸上競技選手権大会 @えがすた
 1500m 予選 4'20"80
  800m 予選 2'04"78

2月に故障しているなか走った熊本城マラソンの影響で思うような走りはできなかった。しかし、次の週に春インがあったので、そこで記録を出すために無理くりでた試合でした。想像以上に走れなくてビックリした記憶があります。

5/5-7 第97回 九州学生陸上対抗選手権大会 @久留米
 1500m 予選 4'11"75
  800m 予選 2'02"41
 800m 準決 1'59"93

県選の屈辱から2週間。正直、体力が完全に戻ったとは言いずらい大会ではあったものの、1日目の800mでは予選を通過し、準決を走ることができた。ただ、仕上げ切れていない分ラストで負け、不甲斐ない結果に。1500mの日は雨風が酷く、とても寒く中距離種目をやるコンディションではなかったため、記録は振るわず。800mと同じでラスト勝負できなかった。

5/20 長距離記録会 @えがすた
1500m 4'03"29

春インのリベンジマッチで挑んだ記録会。体力の戻りは感じたものの、まだまだラストで勝ち切れず、当時のセカンドベストのタイムをだした。ようやく故障が明けたと実感。

6/25 諫早ナイター @諫早
3000m 8'55"28

熊大長距離のエースの面々が5000mで好記録をだした。自分は気候的に記録を狙えないと考え、秋口の5000mのために3000mに出場。入りの1000mを3'00" で通過した際は焦ったが、そこから上手くペースを上げて3000mで初の8分台を出した。(仲里の通過にまけたのは内緒)

7/15-16 第73回 九州地区大学体育大会 @天草
1500m 決勝 4'00"57 3位🥉 PB更新✨
 800m 予選 2'00"76
 800m 決勝 2'02"25

うだる暑さのなかでの大会。1日目の800mでは思うようにスピードがでず、予選を0.01差で競り勝ち決勝へ、決勝は全く動かず無難なタイムに終わってしまったが、1500mではここまでの試合の反省点であったラストで上手く切り替えることができて、自己ベストを更新!競技場が海の近くで風も強く、気温も高かったので、もう少しベストを更新し、歴代記録に名前が載せれる希望を感じた。

7/29 熊本市記録会 @えがすた
 1500m 4'02"68

記録を狙いに行った試合。大学からは自分だけの出場で、気合が入らず後半で少し垂れて4'02"68昨年までのベストと近いタイムでは走れたものの、記録更新とならず、落ち込む。

9/22-24 第51回 九州学生陸上選手権大会 @久留米
 5000m 15'05"55 
 1500m 予選 4'09"72
 1500m 決勝 4'24"56 2位🥈 (ラスト600m 84")

シーズン初の5000mへの挑戦。夏場にしっかりと走り込んだおかげか、中盤まで余裕をもって走れた。そこから、14分台を出すためのペースアップに対応しきれず、粘って15'05"55ベストは更新できたが、まだいけると思った。
また、1500mでは予選は有力選手の欠場、転倒で余裕をもって1着で走り、決勝では、風が強いのもあり、例年まれにみるほどのスローペースで試合が始まった。ラスト600mで自分から仕掛けて最後の100mまで先頭だったが、最後に交わされ2位でゴール。優勝できなかったのは悔しいが、中学生ぶりの表彰台に登れてうれしかった。

10/8 佐賀ナイター @sagaサンライズパーク
 5000m 15'04"32

本格的に駅伝シーズンに入り、5000mの記録会1回目。
レースの流れは、ほとんど秋インと近い形で進み、ラストだけ秋インより上がりベスト微更新。バテたタイミングも同じすぎて成長できていないと反省

10/14 長距離記録会 @えがすた
 5000m 15'01"37

5000m記録会2回目。佐賀ナイターと比べてより速い選手たちと走ることになった。そのため、前半の通過は前2回と比べて速いペースだった。しかし、3000m-4000mの間でまたしてもバテはじめ、無理くり体を動かしてラスト200mはスパートをかけた。ただ、後半の落ちがあったため、14分台に記録を載せることは叶わず。
いまだに一番大事な場面でこらえきる事ができないなぁ…

11/25 熊本市中長距離選手権 @えがすた
5000m 15'20"40

駅伝1週間前の試合。当日まで大賀さんとの並走にワクワクしていたが、当日に欠場の知らせを聞き、無難に走るプランに変更。入りこそ2'55で入ったが、そこから3'00-3'05とペースが落ち、後半2000mは駅伝を見据えてキツイ場面で3'10で押し切るイメージをもって走った。記録やレースの内容はひどかったが、自分の中で駅伝に繋がるイメージを持てたので良かった。

以上が今年1年間の試合の振り返りになります。総評としては、春以外のインカレでしっかりと結果を残せたのは良かったのかなと思いました。やはり、インカレで長距離が結果を出すことが、駅伝で応援してもらえるきっかけに繋がっていくと思うので、来年以降の後輩たちもぜひ表彰台を狙って頑張ってください。

ただ、記録としては、目指していた1500m3分台、5000m14分台のどちらもあと一歩で逃してしまった点については心残りです。自分の弱さがでていると実感しています。このような後悔の無いように皆さんは妥協せず、練習、試合に臨んでください!

2区(当日)についての感想と反省

さて、ここからは来年以降に島原駅伝で2区を走る人へ、今回の走ってみた感想や反省点をまとめていこうと思います。(有料コンテンツやでー)

まずは、コースとラップと傾斜を張ります

今回の駅伝を走る前の想定としては、1区の仲里の競技力と過去の1区の展開から、必ず鹿児島、工科、文理、福大など駅伝上位校と差がなくタスキを渡してくれると信じていたので、格上の選手相手にどこまで前半から付いて走り、1つでも順位を落とさず次の走者にタスキをつなぐことを想定していました。そのため、実際に区間4位でタスキを貰っても、落ち着いて走り出すことができたのかなと思います。

次にアップについてですが、2区の中継所近くで平坦で広い場所は、待機しているセブンイレブンの駐車場以外に存在しないので、どうしてもスタートの400mの登りや、横にそれた先の、より傾斜が急な登り坂でアップをしないといけません。交通量もまぁまぁ多く、めっちゃアップしずらいのは覚悟してください。ただ、ここである程度登りに慣れておくと、スタート直後の登りや後半の登りでも臆さず走れるのかなぁと思いました。

ここからは、細かいコースの感想です。
最初の1kmは、400mは登り、その後傾斜が急な下り坂を走ります。実際にアップのときは登りを感じていましたが、タスキを貰ってそれを付けながら走ってみると意外と一瞬で終わるため、そんなにきつく感じることなく通過し、下りで体力が戻る感じでした。

1.5㎞~4kmの地点は今年は若干の向かい風なのもあり、ペースはあまり上がらなかったですが、コースとして下り基調で最初の1㎞程ではないものの、依然としてハイペースで押していく勇気があれば、そんなに負担なく走れると思います。実際反省点としては、ここの区間でもう少しペースを上げて走れば良かったと反省しています。(前とここで差が開いた)

4km以降も下り基調は続きますが、ここからはほぼ平坦に感じるコースです。自分は今回、第一工科の中村君と並走しながら走ったのですが、前半の勢いをどこまで維持して走りきれるかがカギになってきます。(ここで並走できたのは大きい!)ここの直線では、若干前との差も埋まりつつあったので前とほぼ同じタイムで走っていると思う。

また、6km過ぎた後の直線で最後の登り坂が見えてくるのですが、そこで登りのことが脳裏にちらつき、若干ペースが落ちてしまったのも反省点です。一番メンタル的にきつく感じた瞬間だった。(ここで、勇也が応援してくれていたのは本当に大きかった!)

ラスト1km前くらいから8㎞通過の5円像までが緩やかな登り坂になります。ただ、そこを過ぎると最後400mは下りに入るので、根性でペースを維持して走りました。(ここの登りの感覚は練習や試走では、なかなか把握しきれない部分なので走っているときも怖いかも)最後の400mは下りの勢いに任せてスパートして突っ込んでゴールです。

以上が自分が走ってみての感想でした。実際、レース中は自分がきつくなった所は工科の子が引っ張り、ペースが落ちてきたら自分が引っ張りなど上手く引き合いをした結果、後半の部分で前とあまり差が開かなかったのかなとも思います。

結果: 25'36" 区間8位

来年以降走る方はぜひ参考にしてください。

さいごに

改めて、熊本大学の島原駅伝を応援してくださった。先輩、同期、後輩たち本当にありがとうございました。試合のなかで、キツイ瞬間に皆さんの声援を受けることができた結果が、今年の自分の走りだったと思います。本当に楽しい駅伝でした。私はこれで大学陸上とはお別れですが、3月までマラソンや熊日駅伝などに出場する予定なので、あと少しよろしくお願いします!
先輩方とは今度飲みに行きたいなぁ(笑)

応援ありがとうございました!
少しは恩返しができたかな?

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